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if 文は条件分岐をおこなうための文法です。Pythonのif文は、一般的な他のプログラミング言語と同様に、条件式の結果が真(true)であるか偽(false)であるかを評価し、「もし条件式Aが真(true)ならBを実行する」という処理をおこないます。
目次
if文の書式
if 条件式1:
条件式1が真の時に実行する処理
elif 条件式2:
条件式2が真の時に実行する処理
elif 条件式3:
条件式3が真の時に実行する処理
else:
全ての条件式が当てはまらなかった時に実行する処理
基本的な使い方
if文は上から順に処理が行われ、条件式がTrue
の場合にそのブロックの処理が行われます。
elif
はC言語などにおけるelse if
に相当し、何個あっても大丈夫です。
条件式が一つだけの場合やFalse
のときの処理が必要ない場合は、elif
ブロックとelse
ブロックは省略可能です。
score = 78
if score == 100:
print('Great')
elif score > 80:
print('Good')
elif score > 60:
print('Fine')
elif score > 40:
print('...OK')
else:
print('Fail')
# Fine
真理値判定
if文の条件式には、bool型(True
, False
)ではない数値やリスト、文字列などのオブジェクトを指定することもできます。
if 1:
print('True')
# True
if [0, 3, 6]:
print('True')
# True
if 'python':
print('True')
# True
Pythonのif文の条件式において、偽False
とみなされるのは以下のオブジェクトです。
- 偽であると定義されている定数:
None
とFalse
- 数値型におけるゼロ:
0
,0.0
,0j
,Decimal(0)
,Fraction(0, 1)
- 空のシーケンスまたはコレクション:
''
,()
,[]
,{}
,set()
,range(0)
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