問題
開発者は、従来のオンプレミスのSQLデータベースと統合しています。統合されるデータが Salesforce内の適切なレコードと一致するようにするには、開発者は何を使用すればよいでしょうか。
- 外部オブジェクト
- 外部ID項目
- 参照関係
- 数式項目
正解
- 外部オブジェクト
- 外部ID項目
- 参照関係
- 数式項目
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 外部オブジェクト
これは不正解です。外部オブジェクトは、Salesforce Connectを使用して外部システムのデータにリアルタイムでアクセスするためのものです。オンプレミスのSQLデータベースと統合する場合には使用できますが、Salesforce内の適切なレコードと一致させるための直接的な方法ではありません。
□ 外部ID項目
これは正解です。外部IDは、外部システムの一意の識別子をSalesforce内に保存し、データの整合性を保つために使用されます。これにより、オンプレミスのSQLデータベースからのデータがSalesforceのレコードと正確に一致するようになります。カスタム項目を外部IDとして使用することで、データの重複を防ぎ、一貫性を保つことができます。
□ 参照関係
これは不正解です。参照関係は、Salesforce内のオブジェクト間の関係を作成するためのもので、外部システムのデータを一致させるためには使用されません。参照関係を使用することで、関連レコード間のナビゲーションが可能になりますが、外部データとの統合には適していません。
□ 数式項目
これは不正解です。数式項目は、他の項目の値を基に自動的に計算される項目です。数式項目を使用して外部データと統合することはできませんし、Salesforce内のレコードと外部データベースのレコードを一致させるためのツールではありません。
参考:[外部 ID] 項目と [一意の ID] 項目の設定の違い、オブジェクトまたはエンティティあたりの外部 ID の最大数
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