問題
ユーザーが取引先の「Postal Code」を更新する際、取引先のカスタムテキスト項目「Timezone」は、カスタムオブジェクト「PostalCodeToTimezone__c」の情報を基に自動的に更新される必要があります。この機能を実装するため、開発者はどの手法を採用すべきでしょうか
- 取引先オブジェクトのワークフロールールを作成する。
- 取引先オブジェクトの割り当てルールを作成する。
- 取引先オブジェクトのカスタムトリガーを作成する。
- 取引先オブジェクトの承認プロセスを作成する。
正解
- 取引先オブジェクトのワークフロールールを作成する。
- 取引先オブジェクトの割り当てルールを作成する。
- 取引先オブジェクトのカスタムトリガーを作成する。
- 取引先オブジェクトの承認プロセスを作成する。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 取引先オブジェクトのワークフロールールを作成する。
これは不正解です。ワークフロールールは、レコードが特定の条件を満たすときにアクションを自動化するために使用されますが、複雑なロジックや他のオブジェクトからデータを取得して項目を更新する機能はありません。したがって、PostalCodeToTimezone__cからデータを基に取引先のTimezone項目を更新するためには適していません。
□ 取引先オブジェクトの割り当てルールを作成する。
これは不正解です。割り当てルールはレコードの所有者を自動的に設定するためのものです。リードやケースに使用され、項目の自動更新や他のオブジェクトのデータを参照する機能はありません。このケースでは、割り当てルールは要件を満たしません。
□ 取引先オブジェクトのカスタムトリガーを作成する。
これは正解です。 Apexトリガーを使用することで、取引先のPostal Codeが更新された際に、カスタムオブジェクトPostalCodeToTimezone__cの情報を基にTimezone項目を自動的に更新することができます。トリガーは複雑なビジネスロジックを実装するための柔軟性を提供し、このような要件を満たすためのベストプラクティスです。
□ 取引先オブジェクトの承認プロセスを作成する。
これは不正解です。承認プロセスは、レコードが特定の基準を満たすときに承認を求めるためのフローを定義するために使用されます。項目の自動更新や他のオブジェクトからのデータ取得には適していません。
コメント