【python】range関数の使い方

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Pythonで連続する整数の列や、指定した初期値/最終値/差分で計算される等差数列を得るにはrange関数を使用します。

range関数の書式

range(stop)
range(start, stop[, step])

基本的な使い方

rangeは連続する数値型のデータを作ることができ、主にfor文とセットで使用されます。

start に指定した数値から順に step に指定した数値だけ足していき、 stop に指定した数値未満の範囲までの連続した数値を要素として持つオブジェクトを作成します。

start とstep は省略可能で start を省略した場合は 0 が指定されたものとみなされ、step を省略した場合は 1 が指定されたものとみなされます。

以下ではstart と step を省略し、0から9(10は含まない)の値の連番を作成しています。

for i in range(10):
    print(i)

# 0
# 1
# 2
# 3
# 4
# 5
# 6
# 7
# 8
# 9

range(stop) ~0から任意の値までの連番~

range(stop)のように引数に整数を1つ指定すると、0 ≦ i < stopの連番が生成されます。引数stopの値は結果に含まれないので注意が必要です。

# 0から4までの連番
for i in range(5):
    print(i)
# 0
# 1
# 2
# 3
# 4

range(start, stop) ~任意の範囲の連番~

range(start, stop)のように引数に整数を2つ指定すると、start ≦ i < stopの連番が生成されます。引数startの値は結果に含まれますが、引数stopの値は含まれないので注意が必要です。

# 2から4までの連番
for i in range(2, 5):
    print(i)
# 2
# 3
# 4

range(start, stop, step) ~任意の範囲、増分の等差数列~

range(start, stop, step)のように引数に整数を3つ指定すると、start ≦ i < stopでstepずつ増加する等差数列が生成されます。

# 1から9まで2ずつスキップする連番
for i in range(1, 10, 2):
    print(i)
# 1
# 3
# 5
# 7
# 9