問題
Cloud Kicks社は、靴のデザインを商品ごとに追跡したいと考えています。靴のデザインは削除できないようにする必要があり、さまざまな段階にわたって1つの商品に複数のデザインが存在する可能性があります。この要件を満たすために、管理者はどのステップを構成する必要がありますか。2つ選びなさい。
- 靴のデザインオブジェクトに商品へのカスタム参照関係項目を作成する。
- 靴のデザインオブジェクトに商品へのカスタム主従関係項目を作成する。
- 標準オブジェクトをデザイン用のオブジェクトに使用する。
- 靴のデザイン用のカスタムオブジェクトを作成する。
正解
- 靴のデザインオブジェクトに商品へのカスタム参照関係項目を作成する。
- 靴のデザインオブジェクトに商品へのカスタム主従関係項目を作成する。
- 標準オブジェクトをデザイン用のオブジェクトに使用する。
- 靴のデザイン用のカスタムオブジェクトを作成する。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 靴のデザインオブジェクトに商品へのカスタム参照関係項目を作成する。
これは正解です。カスタム参照関係を使用して、1つの商品に対して複数のデザインを関連付けます。参照関係では親レコード(商品)が削除されても子レコード(靴のデザイン)は削除されないため、デザインレコードの不必要な削除を防げます。さらに、プロファイルや権限セットで削除権限を制限し、削除制限の入力規則を設定することで、デザインレコードの意図しない削除を防ぐことができます。
□ 靴のデザインオブジェクトに商品へのカスタム主従関係項目を作成する。
これは不正解です。主従関係では、親オブジェクト(商品)が削除されると子オブジェクト(靴のデザイン)も削除されてしまいます。これにより、デザインが削除できないようにするという要件を満たせません。
□ 標準オブジェクトをデザイン用のオブジェクトに使用する。
これは不正解です。標準オブジェクトは特定の目的のために設計されているため、デザイン追跡には適していません。デザイン追跡には、カスタムオブジェクトを使用することで、必要な属性や関連性を正確に定義できます。
□ 靴のデザイン用のカスタムオブジェクトを作成する。
これは正解です。靴のデザインを商品ごとに追跡し、削除を防ぐためには、靴のデザイン用のカスタムオブジェクトを作成する必要があります。カスタムオブジェクトにより、デザインに関する特定の項目や関連を定義し、複数のデザインを効果的に管理できます。
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