問題
開発者は、取引先を操作するApexメソッドに十分なテストカバレッジがあることを確認する必要があります。 開発者はテストデータを作成する必要があります。このテストデータをSalesforceに読み込むための好ましい方法は何ですか。2つ選びなさい。
- CSVファイルを使用する
- HttpCalloutMocksを使用する
- WebServiceTestsを使用する
- 静的リソースを使用する
正解
- CSVファイルを使用する
- HttpCalloutMocksを使用する
- WebServiceTestsを使用する
- 静的リソースを使用する
解説
Salesforceにテストデータを読み込む手順:
- .csv ファイルの作成:
まず、テストデータを含む.csvファイルを作成します。このファイルには、項目名を最初の行に含め、2行目以降に各テストレコードのデータを含める必要があります。 - 静的リソースの作成:
Salesforceの設定に移動し、「静的リソース」を検索します。新しい静的リソースを作成し、先ほど作成した.csvファイルをアップロードします。 - テストメソッドでのデータの読み込み:
Apexテストメソッド内で、Test.loadData
メソッドを使用してデータを読み込みます。この際、sObjectの型(例: Account.sObjectType)と静的リソースの名前を引数として渡します。
例:
List<sObject> testData = Test.loadData(Account.sObjectType, '静的リソースの名前');
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ CSVファイルを使用する
これは正解です。テストデータをSalesforceに読み込む際に、CSVファイルを使ってデータを整理・作成し、それを静的リソースとしてアップロードすることが一般的な手法です。Test.loadData メソッドを使用して、静的リソースからテストメソッドにデータを簡単に読み込むことができます。
□ HttpCalloutMocksを使用する
これは不正解です。HttpCalloutMocks は、外部サービスへのHTTPコールアウトを模倣(モック)するためのものであり、テストデータの作成や読み込みには使用されません。
□ WebServiceTestsを使用する
これは不正解です。WebServiceTests は、Salesforce内のWebサービスメソッドをテストするためのものです。これもテストデータの作成や読み込みには関連しません。
□ 静的リソースを使用する
これは正解です。静的リソースを使用することで、CSVファイルなどのデータをSalesforceに保存することができます。そして、Test.loadData メソッドを使って、その静的リソースからテストデータを読み込むことができます。
参考:テストデータの読み込み
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