問題
ある開発者が、StatusComponentというLightning Webコンポーネントを作成し、Accountレコードページに挿入しました。このコンポーネントを利用できるようにするために、開発者が行うべきことはどれですか。2つ選びなさい。
- <target>Lightning_RecordPage</target>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
- <target>Lightning_RecordPage</target>をstatusComponent.jsファイルに追加する。
- <masterLabel>Account</masterLabel>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
- <isExposed>true</isExposed>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
正解
- <target>Lightning_RecordPage</target>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
- <target>Lightning_RecordPage</target>をstatusComponent.jsファイルに追加する。
- <masterLabel>Account</masterLabel>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
- <isExposed>true</isExposed>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
解説
StatusComponentというLightning Webコンポーネントを作成し、Accountレコードページに挿入するための手順:
- コンポーネントの作成: Salesforce DXやDeveloper Consoleを使用して、
StatusComponent
という名前のLightning Webコンポーネントを作成します。 - コンポーネントの公開: コンポーネントをLightning アプリケーションビルダーやエクスペリエンスビルダーで利用可能にするためには、
<isExposed>true</isExposed>
をstatusComponent.js-meta.xml
ファイルに追加する必要があります。 - 利用可能なページタイプの指定: コンポーネントを特定のページタイプ、この場合はレコードページに利用可能にするために、
<target>Lightning_RecordPage</target>
をstatusComponent.js-meta.xml
ファイルに追加する必要があります。 - コンポーネントの配置: Lightning アプリケーションビルダーを開き、Accountレコードページを編集します。コンポーネントパレットからStatusComponentを選択し、適切な場所にドラッグ&ドロップして配置します。
- ページの保存と公開: 変更を保存し、ページを公開します。これにより、ユーザーはAccountレコードページでStatusComponentを見ることができます。
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ <target>Lightning_RecordPage</target>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
これは正解です。手順3に該当します。
□ <target>Lightning_RecordPage</target>をstatusComponent.jsファイルに追加する。
これは不正解です。.jsファイルはコンポーネントのロジックを記述する場所であり、ページのタイプや利用可能なオブジェクトを指定するための場所ではありません。このような設定は.js-meta.xmlファイルに追加する必要があります。
□ <masterLabel>Account</masterLabel>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
これは不正解です。<masterLabel>
タグはコンポーネントの表示名を指定するためのもので、特定のオブジェクトにコンポーネントを関連付けるためのものではありません。
□ <isExposed>true</isExposed>をstatusComponent.js-meta.xmlファイルに追加する。
これは正解です。手順2に該当します。
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