【Salesforce 認定Platformデベロッパー】試験対策：第205問

問題

開発者は、親LightningWebコンポーネント内にネストされた子LightningWebコンポーネントを作成しました。親コンポーネントは、文字列値を子コンポーネントに渡す必要があります。これを達成できる方法はどれですか。2つ選びなさい。

• 親コンポーネントは、カスタムイベントを使用して、データを子コンポーネントに渡すことができます。
• 親コンポーネントはApexコントローラークラスを使用して、子コンポーネントにデータを送信できます。
• 親コンポーネントは子コンポーネントのメソッドを呼び出すことができます。
• 親コンポーネントは、パブリックプロパティを使用して、データを子コンポーネントに渡すことができます。

正解

• 親コンポーネントは、カスタムイベントを使用して、データを子コンポーネントに渡すことができます。
• 親コンポーネントはApexコントローラークラスを使用して、子コンポーネントにデータを送信できます。
• 親コンポーネントは子コンポーネントのメソッドを呼び出すことができます。
• 親コンポーネントは、パブリックプロパティを使用して、データを子コンポーネントに渡すことができます。

解説

WCのコンポーネント間通信の特徴は以下です。

• 親から子への通信
  • パブリックプロパティ: 親コンポーネントから子コンポーネントへのデータの受け渡しは、パブリックプロパティを使用して行います。子コンポーネントで@apiデコレータを使用してプロパティを公開し、親コンポーネントからそのプロパティに値をバインドします。
  • パブリックメソッド: 親コンポーネントは、子コンポーネントの公開されたメソッドを直接呼び出すことができます。子コンポーネントで@apiデコレータを使用してメソッドを公開します。
• 子から親への通信
  • カスタムイベント: 子コンポーネントは、カスタムイベントを発火させることで、親コンポーネントに情報を伝えることができます。子コンポーネントでCustomEventを使用してイベントを発火し、親コンポーネントはそのイベントを「監視」し、イベントが発生した際に対応するアクションを実行します。

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 親コンポーネントは、カスタムイベントを使用して、データを子コンポーネントに渡すことができます。
これは不正解です。カスタムイベントは、子コンポーネントから親コンポーネントにデータを送信するために使用されます。逆の方向(親から子へ)には使用されません。

□ 親コンポーネントはApexコントローラークラスを使用して、子コンポーネントにデータを送信できます。
これは不正解です。Apexコントローラーは、サーバーサイドのデータをフロントエンドのコンポーネントに提供するために使用されますが、親コンポーネントから子コンポーネントへのデータの直接的な送信には使用されません。

□ 親コンポーネントは子コンポーネントのメソッドを呼び出すことができます。
これは正解です。親コンポーネントは、子コンポーネントの公開メソッドを呼び出して、データを渡すことができます。

□ 親コンポーネントは、パブリックプロパティを使用して、データを子コンポーネントに渡すことができます。
これは正解です。親コンポーネントは、子コンポーネントの公開プロパティを使用して、データを直接渡すことができます。

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