【Salesforce 認定Platformデベロッパー】試験対策：第88問

問題

Lightningコンポーネントはリソースバンドルに何を含めることができますか。2つ選びなさい。

• カスタムクライアント側のレンダリング動作
• 縮小化のためのスクリプト作成
• コンポーネントに割り当てられたCSSスタイル
• グローバル設定を含むプロパティファイル

正解

• カスタムクライアント側のレンダリング動作
• 縮小化のためのスクリプト作成
• コンポーネントに割り当てられたCSSスタイル
• グローバル設定を含むプロパティファイル

解説

Salesforce Lightning コンポーネントのリソースバンドルに含めることができるものは以下の通りです。

• コンポーネントマークアップ (.cmp) – コンポーネントのHTMLマークアップ。
• コントローラー (.js) – クライアントサイドのJavaScriptコントローラー。
• ヘルパー (.js) – 再利用可能なコードを含むJavaScriptヘルパー。
• CSSスタイル (.css) – このコンポーネント固有のスタイルを定義します。
• ドキュメント (.auradoc) – コンポーネントのドキュメント。
• レンダラー (.js) – カスタムのレンダリングロジック。
• デザイン (.design) – Lightning アプリケーションビルダーでのデザイン時のコンポーネントの公開属性を指定。
• SVG (.svg) – コンポーネントのアイコンなど、SVG形式の画像。

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ カスタムクライアント側のレンダリング動作
これは正解です。Lightning コンポーネントはカスタムのレンダリング動作を定義することができ、そのためにレンダラー JavaScript ファイルを使用します。

□ 縮小化のためのスクリプト作成
これは不正解です。Lightning コンポーネントの開発では、開発者が縮小化スクリプトをリソースバンドルに含めることはありません。コードの縮小化はSalesforceプラットフォームが自動で行います。

□ コンポーネントに割り当てられたCSSスタイル
これは正解です。リソースバンドルにはコンポーネント固有のスタイルを定義するCSSファイルを含めることができます。

□ グローバル設定を含むプロパティファイル
これは不正解です。Salesforce Lightning コンポーネントでグローバル設定を管理するための「プロパティファイル」はありません。コンポーネントの属性として設定され、.designファイルでLightning アプリケーションビルダーで設定可能な属性として公開されることがあります。

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