【Salesforce 認定Platformデベロッパー】試験対策:第97問

問題

開発者は、取引先責任者のリストを更新するApexメソッドを作成し、LightningWebコンポーネントで使用できるようにしたいと考えています。 これを実現するために、開発者はどのアノテーションをApexメソッドに追加する必要がありますか。

  • @RemoteAction
  • @AuraEnabled
  • @AuraEnabled(cacheable=true)
  • @RemoteAction(cacheable=true)

正解

  • @RemoteAction
  • @AuraEnabled
  • @AuraEnabled(cacheable=true)
  • @RemoteAction(cacheable=true)

解説

@AuraEnabled@RemoteAction は、Apex クラスのメソッドにアクセスするために使用されるアノテーションですが、それぞれ異なるコンテキストで使用されます。

  • @AuraEnabled:
    • Lightning コンポーネントおよびLightning Web コンポーネントでApexメソッドを呼び出すために使用される。
    • cacheable=true を指定することで、クライアントサイドのパフォーマンス向上のためにデータをキャッシュできる。
    • 読み取り専用のメソッドでのみ cacheable=true を使用することができる。
  • @RemoteAction:
    • Visualforce ページの JavaScript から Apex メソッドを呼び出すために使用される。
    • JavaScript リモート呼び出しを可能にするが、Lightning コンポーネントでは使用されない。

@AuraEnabled アノテーションは新しいLightningフレームワーク向けに、@RemoteAction は古いVisualforceページ向けに設計されています。したがって、現代のSalesforce開発では、@AuraEnabled の使用がより一般的です。

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ @RemoteAction
これは不正解です。@RemoteActionはVisualforceページのJavaScriptからApexメソッドを呼び出すためのアノテーションであり、Lightning Webコンポーネントでは使用されません。

□ @AuraEnabled
これは正解です。Lightning WebコンポーネントからApexメソッドを呼び出すためには@AuraEnabledアノテーションを使用する必要があります。

□ @AuraEnabled(cacheable=true)
これは不正解です。cacheable=true属性は、クライアント側でデータをキャッシュするために読み取り専用のメソッドにのみ使用されます。データを更新するメソッドには適用されません。

□ @RemoteAction(cacheable=true)
これは不正解です。@RemoteActionアノテーションはcacheable=true属性と組み合わせて使用されず、またLightning Webコンポーネントでは使用されません。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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