【Salesforce 認定アドミニストレーター】試験対策:第74問

問題

Cloud Kicks社の営業担当副社長が、商談を保存できないエラーメッセージを受け取っています。管理者は同じように商談を編集してみましたが、エラーが発生しませんでした。管理者はユーザーが受け取っているエラーを、どのように検証すればよいでしょうか。

  1. 共有モデルを確認する。
  2. 設定変更履歴の参照を確認する。
  3. ユーザーとしてログインする。
  4. ページレイアウトを編集する。

正解

  1. 共有モデルを確認する。
  2. 設定変更履歴の参照を確認する。
  3. ユーザーとしてログインする。
  4. ページレイアウトを編集する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 共有モデルを確認する。
これは不正解です。共有モデルはレコードへのアクセス権を管理するために使用されます。ユーザーが特定の操作を行う際にエラーを受け取っている場合、共有モデルはそのエラーの原因を直接的に解明するものではありません。

□ 設定変更履歴の参照を確認する。
これは不正解です。設定変更履歴はSalesforceの設定やカスタマイズに対する変更を追跡するために使用されます。これは管理者や開発者がシステムに加えた変更を後で確認できる便利なツールですが、特定のユーザーが遭遇している実行時のエラーを直接的に検証するためのものではありません。

□ ユーザーとしてログインする。
これは正解です。ユーザーとしてログインする機能を使用すると、管理者はそのユーザーの視点からSalesforceにログインし、ユーザーが遭遇しているエラーを直接的に再現および検証することができます。これにより、管理者はユーザーがどのような操作を行った時にエラーが発生するのかを正確に把握し、問題の原因を特定することが可能になります。

□ ページレイアウトを編集する。
これは不正解です。ページレイアウトを編集することは、レコードの表示方法やユーザーが項目に対して行える操作をカスタマイズするために使用されます。これはフォームデザインやユーザーインターフェースのカスタマイズに関連するものであり、ユーザーが操作中に遭遇するエラーメッセージの原因を直接的に解明するものではありません。

参考:他のユーザーとしてログイン

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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