【Salesforce 認定アドミニストレーター】試験対策:第77問

問題

Cloud Kicks社の管理者は、カスタム項目を持つ新しいカスタムオブジェクトへのアクセス権を複数のユーザーに与える必要があります。この要件を満たすために管理者が使用すべきオプションはどれですか。2つ選びなさい。

  • 権限セットグループをユーザーに割り当てる。
  • 組織全体のデフォルトを編集する。
  • 権限セットを作成する。
  • 手動共有リストに追加する。

正解

  • 権限セットグループをユーザーに割り当てる。
  • 組織全体のデフォルトを編集する。
  • 権限セットを作成する。
  • 手動共有リストに追加する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 権限セットグループをユーザーに割り当てる。
これは正解です。権限セットグループは、複数の権限セットをまとめてユーザーに割り当てることができる機能です。カスタムオブジェクトへのアクセス権を含む権限セットを権限セットグループに追加し、そのグループをユーザーに割り当てることで、簡単にアクセス権を管理できます。

□ 組織全体のデフォルトを編集する。
これは不正解です。組織全体のデフォルトは、オブジェクトのレコードに対するデフォルトのアクセス権を制御する設定です。全ユーザーに対するレコードのアクセス権を一括で設定するものであり、特定のユーザーやグループに対して個別にアクセス権を与えるためのものではありません。したがって、特定のユーザーに対してカスタムオブジェクト全体へのアクセス権を付与する目的には適していません。

□ 権限セットを作成する。
これは正解です。権限セットを作成し、その中に新しいカスタムオブジェクトへのアクセス権を定義することで、特定のユーザーに対してカスタムオブジェクトへのアクセス権を付与することができます。その後、この権限セットを対象ユーザーに割り当てることで、アクセス権を提供できます。

□ 手動共有リストに追加する。
これは不正解です。手動共有は特定のレコードを特定のユーザーやグループと共有するための機能です。カスタムオブジェクト全体へのアクセス権を付与する目的には適していません。また、手動共有したレコードをリスト化したものはSalesforceには存在しません。

参考:権限セット権限セットグループ

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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