問題
カスタム項目のデータ型をテキストから選択リストに変更する場合、管理者はどのようなデータ損失を考慮する必要がありますか。2つ選びなさい。
- グローバル値セットの使用によるデータ損失はありません。
- 割り当てルールとエスカレーションルールは影響を受ける可能性があります。
- データ損失を防ぐために、Visualforce参照が自動更新されます。
- カスタム項目に基づくリストビューはすべて削除されます。
正解
- グローバル値セットの使用によるデータ損失はありません。
- 割り当てルールとエスカレーションルールは影響を受ける可能性があります。
- データ損失を防ぐために、Visualforce参照が自動更新されます。
- カスタム項目に基づくリストビューはすべて削除されます。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ グローバル値セットの使用によるデータ損失はありません。
これは不正解です。 テキストから選択リストにデータ型を変更する場合、「グローバル選択リスト値セットを使用」ボタンは現れません。したがって、データ型の変更時にグローバル選択リスト値セットを使用することはできないため、このシチュエーションはあり得ません。
□ 割り当てルールとエスカレーションルールは影響を受ける可能性があります。
これは正解です。 カスタム項目のデータ型をテキストから選択リストに変更すると、その項目を条件として使用している割り当てルールやエスカレーションルールに影響を及ぼす可能性があります。これは、選択リストにはテキスト項目とは異なり、事前に定義された選択肢があるため、ルールの条件が満たされなくなる可能性があるためです。
□ データ損失を防ぐために、Visualforce参照が自動更新されます。
これは不正解です。 Visualforceページ、Apexコード、プロセス、フローなどで参照されているカスタム項目のデータ型は変更できません。つまり、これらが参照している場合、データ型の変更そのものができないため、自動更新されることもありません。
□ カスタム項目に基づくリストビューはすべて削除されます。
これは正解です。カスタム項目のデータ型変更により、既存のリストビューが正しく機能しなくなる可能性があります。特にテキストデータから選択リストに変更した場合、既存データが新しい選択肢に一致しないことから、データが損失する可能性があります。データ損失した場合、そのカスタム項目に基づくリストビューは削除されます。
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