【Salesforce 認定アドミニストレーター】試験対策:第31問

問題

AW Computing社 は、リードオブジェクトにMarket Segmentという新しいカスタムテキスト項目を追加しました。リードが変換されるとき、新しい項目が取引先レコードにコピーされません。リードのMarket Segment項目が、変換された取引先レコードにコピーされるようにするには、管理者はどうすればよいですか。

  • リードのMarket Segment項目が取引先の正しい項目に対応付けされていることを確認する。
  • 取引先に、新しいリード項目とまったく同じ名前の項目があることを確認する。
  • 取引先にその項目の値があることを確認する入力規則を作成する。
  • カスタム項目をリードから取引先にコピーするレコードトリガフローを作成する。

正解

  • リードのMarket Segment項目が取引先の正しい項目に対応付けされていることを確認する。
  • 取引先に、新しいリード項目とまったく同じ名前の項目があることを確認する。
  • 取引先にその項目の値があることを確認する入力規則を作成する。
  • カスタム項目をリードから取引先にコピーするレコードトリガフローを作成する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ リードのMarket Segment項目が取引先の正しい項目に対応付けされていることを確認する。
これは正解です。リードのカスタム項目を取引開始後の取引先、取引先責任者、または商談のカスタム項目に対応付けすることで、リードが変換された際にこれらの情報が適切なレコードにコピーされます。このプロセスは、リードのオブジェクト管理設定内、[項目とリレーション]の[リードの項目の対応付け]セクションで行うことができます。

□ 取引先に、新しいリード項目とまったく同じ名前の項目があることを確認する。
これは不正解です。リードと取引先(または取引先責任者、商談)の間で項目を対応付ける際、項目の名前が同じである必要はありません。重要なのは、リードのカスタム項目を適切な取引先のカスタム項目に対応付けることです。名前の一致ではなく、対応付けが正しく設定されているかがポイントです。

□ 取引先にその項目の値があることを確認する入力規則を作成する。
これは不正解です。リードが変換される際に特定のカスタム項目の値を取引先レコードにコピーするために入力規則を作成する必要はありません。この要件はリードのカスタム項目と取引先のカスタム項目の対応付けによって管理されます。入力規則は、ユーザーがレコードを作成または更新する際に、特定の条件を満たすことを確認するために使用されるものです。

□ カスタム項目をリードから取引先にコピーするレコードトリガフローを作成する。
これは不正解です。リードのカスタム項目を取引先にコピーするためにフローを作成する必要はありません。Salesforceでは、リードのカスタム項目と取引先(または取引先責任者、商談)のカスタム項目を対応付ける機能が既に用意されており、この機能を使用することでリード変換時に情報が適切に移行されます。

参考:リードの取引開始に対するリードのカスタム項目の対応付け

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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