問題
取引先のカスタム項目は、顧客に関する財務情報を追跡するために使用されます。財務チームのメンバーだけがこの項目にアクセスできます。しかし、ビジネスでは、顧客サービスプロファイルを割り当てられている1人の顧客サービス担当者に、特別な状況のためにこの項目への読み取り専用アクセスを許可したいと考えています。顧客サービス担当者にこの項目へのアクセスを許可するために推奨されるソリューションは何ですか。
- すでに担当者に割り当てられている顧客サービスプロファイルを更新し、項目レベルセキュリティを使用して、この項目への読み取り専用アクセスを許可する。
- 項目レベルセキュリティを使用して項目への読み取り専用アクセスを許可する権限セットを作成し、担当者に割り当てる。
- 項目レベルセキュリティによる項目への読み取り専用アクセスを許可する新しいプロファイルを作成し、担当者に割り当てる。
- 設定でカスタム項目の項目レベルセキュリティを更新し、担当者に項目への読み取り専用アクセスを許可する。
正解
- すでに担当者に割り当てられている顧客サービスプロファイルを更新し、項目レベルセキュリティを使用して、この項目への読み取り専用アクセスを許可する。
- 項目レベルセキュリティを使用して項目への読み取り専用アクセスを許可する権限セットを作成し、担当者に割り当てる。
- 項目レベルセキュリティによる項目への読み取り専用アクセスを許可する新しいプロファイルを作成し、担当者に割り当てる。
- 設定でカスタム項目の項目レベルセキュリティを更新し、担当者に項目への読み取り専用アクセスを許可する。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ すでに担当者に割り当てられている顧客サービスプロファイルを更新し、項目レベルセキュリティを使用して、この項目への読み取り専用アクセスを許可する。
これは不正解です。プロファイルを更新する方法は、プロファイルに割り当てられている全てのユーザーに対して変更が適用されるため、特定の1人のユーザーにのみアクセスを許可する要件には適していません。
□ 項目レベルセキュリティを使用して項目への読み取り専用アクセスを許可する権限セットを作成し、担当者に割り当てる。
これは正解です。権限セットは特定のユーザーに追加の権限を与えるのに最適な方法です。この方法を使用することで、既存のプロファイルを変更することなく、特定の担当者にのみ必要な項目への読み取り専用アクセスを提供できます。
□ 項目レベルセキュリティによる項目への読み取り専用アクセスを許可する新しいプロファイルを作成し、担当者に割り当てる。
これは不正解です。新しいプロファイルを作成する方法は、このシナリオにおいては非効率的です。既存の顧客サービスプロファイルを持つユーザーに対して、追加の権限セットを割り当てる方がより管理しやすく、効率的です。
□ 設定でカスタム項目の項目レベルセキュリティを更新し、担当者に項目への読み取り専用アクセスを許可する。
これは不正解です。項目レベルセキュリティはプロファイル別に設定します。つまり、担当者のプロファイルに紐づいている全てのユーザーに影響を及ぼすため、特定の1人のユーザーに限定したアクセスを設定する要件には適していません。
コメント