【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第16問

問題

Northern Trail Outfitters社には、主従関係の一部である2つのカスタムオブジェクトがあります。子レコードの所有権と共有アクセス権は何で決まりますか。

  • 親オブジェクトの設定で設定されているデフォルトの所有者
  • 子レコードの所有者項目
  • 親レコードの所有者項目
  • 所有者は、子オブジェクトの設定で個別に設定される

正解

  • 親オブジェクトの設定で設定されているデフォルトの所有者
  • 子レコードの所有者項目
  • 親レコードの所有者項目
  • 所有者は、子オブジェクトの設定で個別に設定される

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 親オブジェクトの設定で設定されているデフォルトの所有者
これは不正解です。Salesforceでは、オブジェクトの[デフォルトの所有者]という概念は存在しません。主従関係では、子レコードの所有権や共有アクセス権は直接親レコードの所有者に依存します。

□ 子レコードの所有者項目
これは不正解です。主従関係において、子レコードは所有者項目を持ちません。子レコードの共有とアクセス権は親レコードによって決定されます。

□ 親レコードの所有者項目
これは正解です。主従関係において、子レコードの所有権と共有アクセス権は親レコードの所有者によって決定されます。子レコードは親レコードの共有設定を継承し、親レコードの所有者が変更されると、その変更は関連する子レコードにも適用されます。また、共有設定においては、子レコードのデフォルトのアクセス権が[親レコードに連動]に設定されます。これにより、親レコードに対するアクセス権が子レコードにも適用され、親レコードと子レコード間で一貫したアクセス制御が実現されます。

□ 所有者は、子オブジェクトの設定で個別に設定される
これは不正解です。主従関係において、子レコードの所有権は個別に設定されるものではなく、親レコードの所有者によって決定されます。子オブジェクトの設定で所有者を個別に設定することはできません。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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