【Salesforce 認定Platformデベロッパー】試験対策:第51問

問題

Application__cという名前のカスタムオブジェクトは、Position__cという名前の別のカスタムオブジェクトとの参照関係を持っています。Application__cとPosition__cの両方に、Status__cという名前の選択リスト項目があります。Position__cのStatus__c項目が更新されると、Application__cのStatus__c項目に同じ値を自動的に入力し、Application__cでワークフロールールを実行する必要があります。開発者はどのようにこれを達成できますか。

  • Application__c.Status__cを積み上げ集計項目に変更する。
  • Application__c.Status__cを数式項目に変更する。
  • DML操作でApexトリガーを使用する。
  • ワークフローを使用してオブジェクト間項目更新を行う。

正解

  • Application__c.Status__cを積み上げ集計項目に変更する。
  • Application__c.Status__cを数式項目に変更する。
  • DML操作でApexトリガーを使用する。
  • ワークフローを使用してオブジェクト間項目更新を行う。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ Application__c.Status__cを積み上げ集計項目に変更する。
これは不正解です。積み上げ集計項目は主従関係にあるオブジェクト間で使用されます。このケースでは参照関係が存在するため、積み上げ集計項目は使用できません。

□ Application__c.Status__cを数式項目に変更する。
これは不正解です。数式項目は他のオブジェクトの値を参照して動的に表示するため、単純な表示には適していますが、他のワークフローやプロセスビルダーと連携してアクションをトリガーすることはできません。

□ DML操作でApexトリガーを使用する。
これは正解です。Apexトリガーを使用してPosition__cのStatus__cが変更されたときに関連するApplication__cのStatus__cを更新することができます。また、その変更をトリガーとしてApplication__cでのワークフローを実行することも可能です。

ワークフローを使用してオブジェクト間の項目更新を行う。
これは不正解です。Salesforceではワークフローを使用して異なるオブジェクト間で項目を直接更新することはできません。ワークフローは同一オブジェクト内でのみ項目の更新を行うことができ、異なるオブジェクト間での自動更新はApexトリガーなどを使用する必要があります。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

■保有資格
Salesforce 認定 アドミニストレーター
Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー
Salesforce 認定 Platform デベロッパー

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