【Salesforce 認定Platformデベロッパー】試験対策:第80問

問題

外部IDの用途は何ですか。2つ選びなさい。

  • 外部システムからインポートされたレコード間の関係を作成します。
  • 別の環境と同じSalesforceIDを使用して開発環境でレコードを作成します。
  • SalesforceでsObjectタイプを識別します。
  • Upsertを使用して重複レコードを作成するのを防ぎます。

正解

  • 外部システムからインポートされたレコード間の関係を作成します。
  • 別の環境と同じSalesforceIDを使用して開発環境でレコードを作成します。
  • SalesforceでsObjectタイプを識別します。
  • Upsertを使用して重複レコードを作成するのを防ぎます。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 外部システムからインポートされたレコード間の関係を作成します。
これは正解です。外部IDは、データをインポートする際に関連レコードを照合するための参照ポイントとして機能します。例えば、Salesforceで取引先責任者と取引先の間に関連を作成する際に、取引先の外部IDを使用して関連する取引先レコードを参照することができます。これにより、インポートプロセス中に正確なレコード間の関係が維持されます。

□ 別の環境と同じSalesforceIDを使用して開発環境でレコードを作成します。
これは不正解です。 SalesforceのIDは、その環境内でのみ一意です。開発環境と本番環境など、異なる環境間で同じSalesforceIDを使用することはできません。外部IDは、異なるシステムやSalesforceの異なる環境間でレコードを一意に識別するために使用されますが、SalesforceIDとは独立しています。

□ SalesforceでsObjectタイプを識別します。
これは不正解です。sObjectタイプ(例:Account, Contact)はSalesforceにおけるオブジェクトの種類を識別しますが、これは外部IDとは関係がありません。外部IDはレコードレベルで一意性を持つためのものであり、オブジェクトタイプ自体を識別するものではありません。

□ Upsertを使用して重複レコードを作成するのを防ぎます。
これは正解です。「Upsert」操作は、レコードが存在しない場合は新しいレコードを挿入(insert)し、存在する場合は更新(update)します。外部IDを使用することで、レコードが既に存在するかどうかを識別し、重複するレコードの挿入を防ぐことができます。これはデータの整合性を維持するのに非常に重要です。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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