問題
Universal Containers社の研修チームは、カスタムの研修オブジェクトを使用して、顧客の研修状況を追跡しています。アプリケーション構築者は、研修オブジェクトと関連する受講者レコードの間にリレーションシップを作成する必要があります。研修オブジェクトに受講者の参照関係を作成する場合、どの記述が正しいですか。2つ選びなさい。
- 研修レコードでは、受講者の参照関係を任意に設定することができます。
- 受講者レコードでは、研修レコードに積み上げ集計項目を設定することができます。
- 研修レコードでは、ユーザーがアクセス権を持つ場合のみ、受講者を削除することができます。
- 研修レコードと受講者レコード間のクロスオブジェクトの項目更新はサポートされていません。
正解
- 研修レコードでは、受講者の参照関係を任意に設定することができます。
- 受講者レコードでは、研修レコードに積み上げ集計項目を設定することができます。
- 研修レコードでは、ユーザーがアクセス権を持つ場合のみ、受講者を削除することができます。
- 研修レコードと受講者レコード間のクロスオブジェクトの項目更新はサポートされていません。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 研修レコードでは、受講者の参照関係を任意に設定することができます。
これは正解です。参照関係では、関連付けられた項目を任意に設定することが可能です。つまり、研修オブジェクトに受講者の参照関係を追加する際、この項目を必須ではなく任意に設定することができます。
□ 受講者レコードでは、研修レコードに積み上げ集計項目を設定することができます。
これは不正解です。積み上げ集計項目は主従関係で使用されます。参照関係の場合、積み上げ集計項目を作成することはできません。
□ 研修レコードでは、ユーザーがアクセス権を持つ場合のみ、受講者を削除することができます。
これは不正解です。参照関係では、一方のオブジェクトの削除が他方のオブジェクトに直接的な影響を与えることはないため、研修レコードの存在やそのアクセス権は受講者レコードの削除には直接関連しません。
□ 研修レコードと受講者レコード間のクロスオブジェクトの項目更新はサポートされていません。
これは正解です。クロスオブジェクトの項目更新は、主従関係にあるカスタムオブジェクト間でサポートされています。参照関係ではサポートされていません。
参考:クロスオブジェクトの項目更新
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