【Salesforce 認定アドミニストレーター】試験対策:第86問

問題

Ursa Major Solar社は、クロスセルの商談タイプの案件が減少していることに気づいており、組織内の専門家チームとすべてのクロスセル商談を共有したいと考えています。会社にはさまざまなロールがあり、商談の組織全体のデフォルトは非公開に設定されています。管理者はこれをどのように実現すればよいですか。

  • 専門家チームを公開グループに追加し、[条件に基づく共有ルール]でレコードへのアクセス権を付与する。
  • 商談の組織全体のデフォルトを[非公開]から[公開/参照・更新可能]に変更し、専門家チームのアクセス権を開放する。
  • テリトリー管理を有効にし、専門家チームを同じテリトリーに割り当て、手動共有でレコードにアクセスできるようにする。
  • 専門家チームに新しいロールを作成し、[レコード所有者に基づく共有ルール]でレコードへのアクセス権を付与する。

正解

  • 専門家チームを公開グループに追加し、[条件に基づく共有ルール]でレコードへのアクセス権を付与する。
  • 商談の組織全体のデフォルトを[非公開]から[公開/参照・更新可能]に変更し、専門家チームのアクセス権を開放する。
  • テリトリー管理を有効にし、専門家チームを同じテリトリーに割り当て、手動共有でレコードにアクセスできるようにする。
  • 専門家チームに新しいロールを作成し、[レコード所有者に基づく共有ルール]でレコードへのアクセス権を付与する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 専門家チームを公開グループに追加し、[条件に基づく共有ルール]でレコードへのアクセス権を付与する。
これは正解です。専門家チームを公開グループに追加し、条件に基づく共有ルールを使用することで、特定の条件(この場合はクロスセル商談タイプ)に一致するレコードを共有できます。これにより、商談の組織全体のデフォルトを変更することなく、必要な商談のみを専門家チームと共有できます。

□ 商談の組織全体のデフォルトを[非公開]から[公開/参照・更新可能]に変更し、専門家チームのアクセス権を開放する。
これは不正解です。商談の組織全体のデフォルトを変更すると、専門家チームだけでなく、組織内のすべてのユーザーがすべての商談にアクセスできるようになります。これでは、非公開にしたい他の商談のデータも公開されてしまうため、セキュリティ上のリスクがあります。

□ テリトリー管理を有効にし、専門家チームを同じテリトリーに割り当て、手動共有でレコードにアクセスできるようにする。
これは不正解です。テリトリー管理は、特定の地域や市場に基づいて取引先と商談を管理するためのもので、特定の商談タイプ(クロスセル商談)の共有には適していません。

□ 専門家チームに新しいロールを作成し、[レコード所有者に基づく共有ルール]でレコードへのアクセス権を付与する。
これは不正解です。レコード所有者に基づく共有ルールは、特定のレコード所有者が持つすべてのレコードを共有するためのものであり、特定の商談タイプ(クロスセル商談)のみを共有するためには適していません。また、新しいロールを作成することも複雑すぎます。

参考:条件に基づく共有ルールの作成

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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