【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第250問

問題

Cloud Kicks社は、[関心]というカスタムオブジェクトを作成し、[取引先]オブジェクトと[取引先関心]という連結オブジェクトを介して関連付けています。[関心]オブジェクトへの参照権限を持たないユーザーが[取引先]および関連する[取引先関心]レコードを参照しようとした場合、どのような影響がありますか。

  • ユーザーは、[取引先関心]レコードを表示でき、[関心]レコードに対して参照アクセスを持つ。
  • ユーザーは、[取引先関心]レコードが関連付けられている[取引先]レコードを表示できない。
  • ユーザーは、[取引先関心]レコードおよび[関心]レコードを表示できない。
  • ユーザーは、[取引先関心]レコードを表示できるが、[関心]レコードの項目や情報を参照することはできない。

正解

  • ユーザーは、[取引先関心]レコードを表示でき、[関心]レコードに対して参照アクセスを持つ。
  • ユーザーは、[取引先関心]レコードが関連付けられている[取引先]レコードを表示できない。
  • ユーザーは、[取引先関心]レコードおよび[関心]レコードを表示できない。
  • ユーザーは、[取引先関心]レコードを表示できるが、[関心]レコードの項目や情報を参照することはできない。

解説

リレーション

  • 主オブジェクト()
    • 取引先
    • 関心
  • 連結オブジェクト()
    • 取引先関心

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ ユーザーは、[取引先関心]レコードを表示でき、[関心]レコードに対して参照アクセスを持つ。
これは不正解です。[関心]オブジェクトへの参照権限がないため、[関心]レコードを表示することはできません。また、[取引先関心]レコードの表示には、[取引先]と[関心]の両方の参照権限が必要ですが、[関心]にアクセスできないため[取引先関心]レコードも表示できません。

□ ユーザーは、[取引先関心]レコードが関連付けられている[取引先]レコードを表示できない。
これは不正解です。[取引先]オブジェクトの参照権限があれば、[取引先]レコードは表示できます。[取引先関心]レコードの表示には[取引先]と[関心]の両方の参照権限が必要ですが、[関心]にアクセスできないため[取引先関心]レコードは表示できません。

□ ユーザーは、[取引先関心]レコードおよび[関心]レコードを表示できない。
これは正解です。[取引先関心]は[取引先]と[関心]の両方を親とする連結オブジェクトであり、アクセスには両方の親レコードへの参照権限が必要です。[関心]オブジェクトへの参照権限がないため、[取引先関心]レコードも表示できません。

□ ユーザーは、[取引先関心]レコードを表示できるが、[関心]レコードの項目や情報を参照することはできない。
これは不正解です。[取引先関心]レコードを表示するには、[取引先]と[関心]の両方に参照権限が必要です。[関心]オブジェクトにアクセスできない場合、[取引先関心]レコードも表示できません。

参考:オブジェクトリレーションの考慮事項

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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