問題
DreamHouse Realty社(DR)のブローカーは、Salesforceモバイルアプリをスマートフォンで使用する際に問題を抱えています。取引先責任者レコードの重要な項目をすぐに確認できるようにしたいのですが、画面が小さいため、現在はページをスクロールしなければ情報を確認できません。DRのアプリケーションビルダーは、Salesforceモバイルアプリでこれらの重要な項目を画面上部に表示するために、どの機能を使用すべきですか。
- コンパクトレイアウト
- レコードの詳細コンポーネント
- オブジェクト固有のアクション
- モバイルナビゲーション
正解
- コンパクトレイアウト
- レコードの詳細コンポーネント
- オブジェクト固有のアクション
- モバイルナビゲーション
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ コンパクトレイアウト
これは正解です。コンパクトレイアウトは、SalesforceモバイルアプリやLightning Experienceのハイライトパネルに表示される主要な項目を制御する機能です。モバイルアプリでは、コンパクトレイアウトに設定した項目がレコード詳細の上部に表示され、スクロールせずに確認できます。そのため、ブローカーが取引先責任者の重要な情報をすぐに確認できるようにするには、この機能を活用するのが最適です。
□ レコードの詳細コンポーネント
これは不正解です。レコードの詳細コンポーネントは、Lightningアプリケーションビルダーで使用されるページの詳細情報を表示するためのコンポーネントですが、モバイルアプリの画面上部に特定の項目を固定表示する機能はありません。あくまで、Lightningページのカスタマイズ用であり、モバイルの画面レイアウトを最適化するものではありません。
□ オブジェクト固有のアクション
これは不正解です。オブジェクト固有のアクションは、特定のオブジェクトに対してレコードの作成や更新を簡単に実行できるカスタムアクションを作成する機能です。しかし、この機能は「入力や操作の簡易化」に特化しており、レコードの詳細表示をカスタマイズするものではありません。
□ モバイルナビゲーション
これは不正解です。モバイルナビゲーションは、Salesforceモバイルアプリのナビゲーションメニューをカスタマイズし、アクセスしやすいオブジェクトやタブを指定できる機能です。しかし、ナビゲーションメニューの設定は、レコード詳細ページのレイアウトには影響を与えません。
参考:コンパクトレイアウト
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