問題
組織全体のデフォルトを超えてレコードアクセスを拡張できる機能はどれですか。2つ選びなさい。
- 条件に基づく共有ルール
- 公開グループまたは非公開グループ
- 動的ロール階層
- 所有者に基づく共有ルール
正解
- 条件に基づく共有ルール
- 公開グループまたは非公開グループ
- 動的ロール階層
- 所有者に基づく共有ルール
解説
共有ルールはSalesforceでの重要なセキュリティ機能で、組織全体のデフォルト設定を超えて特定のユーザーやグループにレコードへのアクセス権を拡張します。
- 所有者に基づく共有ルール
- レコードの所有者に関連する特定のユーザーやグループに対してアクセス権を拡張します。これにより、特定の所有者が持つレコードへのアクセスを他のユーザーに付与できます。
- 条件に基づく共有ルール
- レコードの特定の項目値に基づいてアクセス権を設定します。例えば、[プロジェクトステータス]が[進行中]であるプロジェクトレコードを、プロジェクト管理チームのメンバーと自動的に共有する設定が可能です。
参考:共有ルールタイプ
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 条件に基づく共有ルール
これは正解です。共有ルールを使用すると、特定の条件や基準に基づいてユーザーやグループにレコードのアクセス権を拡張できます。例えば、特定の地域のユーザーや特定の役職のユーザーに対して、組織全体のデフォルト設定を超えたアクセス権を付与することができます。
□ 公開グループまたは非公開グループ
これは不正解です。公開グループは共有ルールを定義する際に共有先として指定できますが、非公開グループはこのコンテキストで使用することはできません。したがって、組織全体のデフォルトを超えてレコードアクセスを拡張する機能としての公開グループまたは非公開グループの選択は誤りです。
□ 動的ロール階層
これは不正解です。Salesforceには「動的ロール階層」という特定の機能は存在しません。ロール階層はレコードアクセスを管理するために使用されますが、これ自体が「動的」ではなく、固定された階層構造に基づいています。
□ 所有者に基づく共有ルール
これは正解です。所有者に基づく共有ルールを使用すると、レコードの所有者の所属部署や役職などに基づいて、特定のユーザーやグループに対してアクセス権を拡張することができます。これにより、特定のユーザーが所有するレコードへのアクセス権を他のユーザーやグループに付与することが可能です。
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