【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策：第32問

問題

Ursa Major Solar社のアプリケーション構築者は、Salesforce の次期バージョンにアップグレードされたサンドボックスで新しいカスタムアプリの開発に取り組んでいます。開発は完了し、変更セットをデプロイする準備が整いました。デプロイを計画する際、アプリケーション構築者は何を考慮する必要がありますか。

• 変更セットのコンポーネントは、本番環境で次のバージョンにアップグレードされます。
• 変更セットは、本番環境のアップグレード時に自動的にデプロイされます。
• バージョンが異なるため、デプロイできません。
• 次のバージョンでしか利用できない機能がある場合、デプロイは失敗します。

正解

• 変更セットのコンポーネントは、本番環境で次のバージョンにアップグレードされます。
• 変更セットは、本番環境のアップグレード時に自動的にデプロイされます。
• バージョンが異なるため、デプロイできません。
• 次のバージョンでしか利用できない機能がある場合、デプロイは失敗します。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 変更セットのコンポーネントは、本番環境で次のバージョンにアップグレードされます。
これは不正解です。変更セットのコンポーネントは、自動的に本番環境のバージョンにアップグレードされるわけではありません。デプロイされるコンポーネントは、サンドボックスで使用されたバージョンと同じ状態で本番環境に移行されます。

□ 変更セットは、本番環境のアップグレード時に自動的にデプロイされます。
これは不正解です。変更セットは自動的にデプロイされることはありません。デプロイは手動で行う必要があり、本番環境のアップグレードとは無関係です。

□ バージョンが異なるため、デプロイできません。
これは不正解です。Salesforceでは、異なるバージョンのサンドボックスと本番環境間でも変更セットのデプロイが可能です。ただし、特定の機能や設定が新しいバージョンに依存している場合、その点には注意が必要です。

□ 次のバージョンでしか利用できない機能がある場合、デプロイは失敗します。
これは正解です。サンドボックスが新しいバージョンにアップグレードされている場合、そのバージョンでのみ利用可能な機能を含む変更セットを本番環境にデプロイしようとすると、本番環境がまだ古いバージョンである場合、デプロイは失敗する可能性があります。

参考：アプリケーションをインストールするとき、または変更セットをリリースするときのエラー「バージョンが一致しません」

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