問題
Universal Containers社のユーザーは、取引先レコードのChatterフィードから取引先責任者レコードをすばやく作成できる必要があります。 アプリケーション構築者はどのように機能を有効にする必要がありますか。
- 取引先責任者にカスタムの「レコードの作成」アクションを作成する。
- 取引先にカスタムの「レコードの作成」アクションを作成する。
- 取引先にカスタムの「詳細ページ」ボタンを作成する。
- 取引先責任者にカスタムの「詳細ページ」ボタンを作成する。
正解
- 取引先責任者にカスタムの「レコードの作成」アクションを作成する。
- 取引先にカスタムの「レコードの作成」アクションを作成する。
- 取引先にカスタムの「詳細ページ」ボタンを作成する。
- 取引先責任者にカスタムの「詳細ページ」ボタンを作成する。
解説
「ボタン・リンク」と「アクション」はSalesforceにおいて異なる目的と機能を持っています。それぞれの違いを以下に説明します。
- ボタン・リンク:
- 目的と使用法: ボタン・リンクは主にユーザーインターフェースに追加される要素で、ユーザーが特定の操作を実行できるように設計されています。これには、ページのリダイレクト、JavaScriptの実行、Visualforceページの呼び出しなどが含まれます。
- カスタマイズ: ボタン・リンクはカスタムURL、JavaScriptアクション、Visualforceページなどをコンテンツソースとして使用できます。これにより、カスタムの動作や特定のページへのリダイレクトなど、多様な機能を実現できます。
- 配置場所: ページレイアウトやレコードの詳細ページなど、ユーザーがアクセスしやすい場所に配置されます。
- アクション:
- 目的と使用法: アクションは、レコードの作成、更新、フローの開始などのデータ操作をユーザーが行えるように設計された機能です。これらは特定のオブジェクトに関連しており、直接的なデータ操作を可能にします。
- カスタマイズ: アクションは、特定のオブジェクトに対する操作を定義するために使用されます。例えば、新しいレコードの追加、既存のレコードの更新など、オブジェクト固有の操作を実行できます。
- 配置場所: アクションはChatterフィード、モバイルアプリケーション、ページレイアウトなど、さまざまな場所に配置され、ユーザーが容易にアクセスできるようになっています。
要するに、ボタン・リンクは主にページ間のナビゲーションや特定のJavaScriptの実行などのために使用され、アクションは直接的なデータ操作(レコードの作成、更新、フローの開始)に焦点を当てた機能です。これらはそれぞれ異なる目的と機能を持っており、Salesforce内でのユーザーエクスペリエンスを向上させるために使用されます。
参考:オブジェクト固有のアクション、カスタムボタンとカスタムリンク
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 取引先責任者にカスタムの「レコードの作成」アクションを作成する。
これは不正解です。このアクションは取引先責任者オブジェクトに関連付けられていますが、要件は取引先レコードのChatterフィードから取引先責任者を作成することです。従って、取引先責任者オブジェクトにこのアクションを作成しても、要件を満たすことはできません。
□ 取引先にカスタムの「レコードの作成」アクションを作成する。
これは正解です。取引先レコードから直接取引先責任者レコードを作成するためには、取引先オブジェクトに「レコードの作成」アクションを作成する必要があります。これにより、取引先のChatterフィードから直接取引先責任者レコードを迅速に作成できます。
□ 取引先にカスタムの「詳細ページ」ボタンを作成する。
これは不正解です。「詳細ページ」ボタンはレコードの詳細ページにカスタムボタンを追加しますが、カスタムボタンは新しいレコードを作成する機能を提供しません。この要件は、特にChatterフィードからレコードを作成する機能に関連しているため、この選択肢は要件を満たしません。
□ 取引先責任者にカスタムの「詳細ページ」ボタンを作成する。
これは不正解です。この選択肢も「詳細ページ」ボタンを取引先責任者オブジェクトに作成するものですが、要件としては取引先レコードのChatterフィードから新しい取引先責任者レコードを作成することが目的です。そのため、この方法では要件を満たせません。
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