問題
Cloud Kicks社には、Salesforce内で他のユーザーから取引先責任者が参照できないと述べている営業担当者がいます。アプリケーション構築者は、どの方法でこの問題を解決できますか。3つ選びなさい。
- 取引先責任者のレコードを確認し、それが取引先にリンクされていることを確認します。
- 取引先共有ルールを作成して、ユーザーにすべてのレコードへのアクセス権を与えます。
- 新しい取引先責任者を作成し、ユーザーに再試行させます。
- デフォルトの組織全体の共有設定が取引先へのアクセスを提供するかどうかを確認します。
- 問題のあるユーザーが取引先責任者オブジェクトにアクセスできることを確認します。
正解
- 取引先責任者のレコードを確認し、それが取引先にリンクされていることを確認します。
- 取引先共有ルールを作成して、ユーザーにすべてのレコードへのアクセス権を与えます。
- 新しい取引先責任者を作成し、ユーザーに再試行させます。
- デフォルトの組織全体の共有設定が取引先へのアクセスを提供するかどうかを確認します。
- 問題のあるユーザーが取引先責任者オブジェクトにアクセスできることを確認します。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 取引先責任者のレコードを確認し、それが取引先にリンクされていることを確認します。
これは正解です。取引先責任者レコードが適切な取引先にリンクされていない場合、それが参照できない原因の一つとなり得ます。取引先と取引先責任者間のリンクは、データの整合性とアクセス管理に重要です。
□ 取引先共有ルールを作成して、ユーザーにすべてのレコードへのアクセス権を与えます。
これは不正解です。共有ルールは、特定のユーザーまたはグループに対して特定のレコードへのアクセス権を拡張するために使用されますが、この場合、共有ルールを使ってすべてのレコードへのアクセスを与えるのは適切なアプローチではありません。まず、問題が組織全体の共有設定やオブジェクトレベルのセキュリティに関連しているかどうかを確認する必要があります。
□ 新しい取引先責任者を作成し、ユーザーに再試行させます。
これは不正解です。既存の問題の解決にはなりませんし、根本的なアクセス問題を解決するために新しいレコードを作成するのは無効なアプローチです。
□ デフォルトの組織全体の共有設定が取引先へのアクセスを提供するかどうかを確認します。
これは正解です。組織全体の共有設定は、デフォルトのレコードアクセスレベルを定義し、取引先責任者を含むオブジェクトへのアクセス権を管理します。デフォルトの共有設定が非公開に制限されている場合、ユーザーは必要なレコードにアクセスできないかもしれません。
□ 問題のあるユーザーが取引先責任者オブジェクトにアクセスできることを確認します。
これは正解です。問題のあるユーザーが取引先責任者オブジェクトに適切なアクセス権を持っているかどうかを確認することは、問題解決の一環として重要です。プロファイルや権限セットによってユーザーのオブジェクトへのアクセスが制御されています。
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