問題
アプリケーションランチャーでタブを非表示にしたり、アプリでタブを利用可能にした場合に、ユーザーがこのタブの下にあるレコードを表示できるようにするプロファイルの設定はどれですか。
- オブジェクト権限
- アプリケーション権限
- 組織全体のデフォルト
- タブの設定
正解
- オブジェクト権限
- アプリケーション権限
- 組織全体のデフォルト
- タブの設定
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ オブジェクト権限
これは不正解です。オブジェクト権限はユーザーが特定のオブジェクトのレコードに対して実行できる操作(参照、作成、編集、削除)を定めますが、この問題文のコンテキストでは、タブが非表示にされてもその下にあるレコードにアクセスできるようにするための直接的な手段ではありません。
□ アプリケーション権限
これは不正解です。アプリケーション権限はユーザーが特定のSalesforceアプリケーションにアクセスできるかどうかを決定しますが、オブジェクトへのアクセス権や個別のタブの表示設定には直接関与しません。
□ 組織全体のデフォルト
これは不正解です。組織全体のデフォルトは、特定のオブジェクトのレコードが他のユーザーとどのように共有されるかを決定します。これによりデータの可視性が決まりますが、タブの表示設定とは直接的な関係がありません。
□ タブの設定
これは正解です。タブの設定は、特定のタブの表示オプション[デフォルトで表示]、[デフォルトで非表示]、[タブを隠す]を設定するものであり、プロファイルごとにタブの表示を制御します。ユーザーがタブを[デフォルトで非表示]にしても、そのオブジェクトに対する権限がある場合、そのタブに関連するレコードにアクセスできます。したがって、タブを[デフォルトで非表示]にしながらも関連するレコードを閲覧可能にするためには、この設定を使用します。
参考:タブ設定
「タブを隠す」と「デフォルトで非表示」の違い
- タブを隠す: タブは表示されなくなり、ユーザーが個人的にこの設定をカスタマイズして上書きすることができません。また、タブが表示されないため、そのタブに関連するレコードにアクセスすることもできなくなります。
- デフォルトで非表示: デフォルトでタブは隠れていますが、アプリケーションランチャーで検索をかけると表示されます。
参考:プロファイルと権限セットを使って、アクセス方法や権限を設定する
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