【Salesforce 認定アドミニストレーター】試験対策:第136問

問題

Cloud Kicks社の営業マネージャーは、30%以上の商談割引は営業担当副社長の承認が必要なビジネスプロセスを設定したいと考えています。10%以上の割引は、ユーザーのマネージャーの承認が必要です。管理者は承認プロセスの作成を任されています。この承認プロセスを設定する前に、管理者が確認する必要がある考慮事項はどれですか。2つ選びなさい。

  • 割引額を記録するために、商談にカスタム割引額項目を作成する。
  • 営業ユーザーのユーザー詳細ページの、マネージャーという標準項目を設定する。
  • 2つの別々の承認プロセスを構成する。
  • 提出者が承認者を手動で選択できるようにする。

正解

  • 割引額を記録するために、商談にカスタム割引額項目を作成する。
  • 営業ユーザーのユーザー詳細ページの、マネージャーという標準項目を設定する。
  • 2つの別々の承認プロセスを構成する。
  • 提出者が承認者を手動で選択できるようにする。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 割引額を記録するために、商談にカスタム割引額項目を作成する。
これは正解です。この選択肢は、割引額に基づいて承認プロセスが動作するために不可欠です。商談にカスタム割引額項目を作成することで、割引額が記録され、特定の割引額に応じて承認プロセスを起動するための基準を設定できます。例えば、10%以上の割引でマネージャーの承認、30%以上の割引で営業担当副社長の承認が必要というフローを構築できます。

□ 営業ユーザーのユーザー詳細ページの、マネージャーという標準項目を設定する。
これは正解です。ユーザー詳細ページに設定されたマネージャー項目は、そのユーザーの直属の上司を示します。承認プロセスはこの項目を参照し、10%以上の割引に対して自動的にマネージャーの承認を必要とするフローを形成します。この項目が適切に設定されていないと、承認プロセスが正しく機能しない可能性があります。

□ 2つの別々の承認プロセスを構成する。
これは不正解です。1つの承認プロセス内で条件付きのルールを設定することで、割引額に応じた異なる承認フローを構築できます。別々の承認プロセスを作成する必要はありません。

□ 提出者が承認者を手動で選択できるようにする。
これは不正解です。承認プロセスは自動化されるべきであり、条件に基づいて適切な承認者に自動的に割り当てられる必要があります。手動で承認者を選択することは、効率や自動化の目的に合致しません。

参考:承認ユーザー設定承認プロセスの例: 商談の割引

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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