【Salesforce 認定アドミニストレーター】試験対策:第56問

問題

Northern Trail Outfitters社の人事部では、Salesforceのカスタムオブジェクトを使用して、マネージャーに関するフィードバックを従業員に提供したいと考えています。マネージャーは、部下からのフィードバックレコードを見ることができないようにすることが重要です。この要件を満たすために、管理者はカスタムオブジェクトをどのように設定すればよいでしょうか。

  • デフォルトの外部アクセス権を非公開に設定する。
  • 条件に基づく共有ルールを設定する。
  • [階層を使用したアクセス許可]のチェックを外す。
  • レコード所有者に基づく共有ルールを設定する。

正解

  • デフォルトの外部アクセス権を非公開に設定する。
  • 条件に基づく共有ルールを設定する。
  • [階層を使用したアクセス許可]のチェックを外す。
  • レコード所有者に基づく共有ルールを設定する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ デフォルトの外部アクセス権を非公開に設定する。
これは不正解です。この選択肢は外部ユーザーやコミュニティメンバー向けのアクセス制御に関連しており、内部従業員間での情報共有の制御には適用されません。今回の要件は、内部のマネージャーと部下間でのフィードバックレコードの可視性を制御することであり、外部アクセス設定はこのシナリオには関連しません。

□ 条件に基づく共有ルールを設定する。
これは不正解です。条件に基づく共有ルールは、特定の条件を満たすレコードを特定のユーザーやグループと共有するために使用されます。このシナリオでは、マネージャーにレコードアクセスを制限することが目的であるため、共有権を拡張するアプローチは今回の要件を満たしません。

□ [階層を使用したアクセス許可]のチェックを外す。
これは正解です。[階層を使用したアクセス許可]のオプションを無効にすることで、ロール階層を通じて上位のユーザー(この場合はマネージャー)が下位のユーザー(部下)のデータにアクセスできなくなります。これにより、マネージャーが部下からのフィードバックレコードを見ることを防ぐことができます。

□ レコード所有者に基づく共有ルールを設定する。
これは不正解です。レコード所有者に基づく共有ルールは、レコードの所有者が特定のユーザーやグループとそのレコードを共有するために使用されます。このシナリオでは、マネージャーにレコードアクセスを制限することが目的であるため、共有権を拡張するアプローチは今回の要件を満たしません。

参考:階層を使用したアクセス権の制御

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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