【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策：第110問

問題

Cloud Kicks社(CK)は、サプライヤーとのパートナーシップが終了した場合、SuppliereレコードとすべてのSupplierltem__cレコードを同時に削除したいと考えています。この要件を満たすために、アプリケーション構築者はどのようなソリューションを使用すればよいですか。

• 多対多
• 主従関係
• 間接参照関係
• 階層

正解

• 多対多
• 主従関係
• 間接参照関係
• 階層

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 多対多
これは不正解です。多対多の関係は連結オブジェクトを使って2つの主従関係を作成し、オブジェクト間の関連を管理しますが、Cloud Kicks社の要件はサプライヤー(Supplier)レコードとそのすべてのSupplierItem__cレコードを同時に削除することです。この要件には、主従関係が直接的な解決策を提供します。多対多の関係でもマスターレコードが削除されると、それと関連するレコードは削除されますが、そのためだけに連結オブジェクトを作成するのは非効率的で複雑なソリューションです。

□ 主従関係
これは正解です。Salesforceの主従関係では、主レコード(このケースではSupplier)が削除されると、関連するすべての従レコード(SupplierItem__c)も自動的に削除されます。これはCloud Kicks社の要件に完全に適合しており、主レコードと従レコード間の密接なリンクを提供します。主従関係では、従レコードは主レコードに依存しており、主レコードの削除によって関連する従レコードも削除されます。

□ 間接参照関係
これは不正解です。間接参照関係は、カスタムオブジェクトと標準オブジェクト間の関連付けを提供しますが、主レコードの削除時に従レコードが自動的に削除されるわけではありません。間接参照関係は、親レコードと子レコード間の独立性を維持します。

□ 階層
これは不正解です。階層関係は特にユーザーオブジェクトで使用され、ユーザー間の階層的な関連付けを表現します。これは一般的なオブジェクト間の関連付けとは異なり、SupplierレコードとSupplierItem__cレコードの削除の要件には適用されません。

参考：オブジェクトリレーションの概要

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