問題
アプリケーションビルダーは、クライアントページに主要業績指標(KPI)を追加するよう求められています。各取引先ごとに、未完了の商談の数と成立した商談の数の合計をそれぞれ表示したいと考えています。これらの新しい積み上げ集計項目を作成するには、アプリケーションビルダーはどこに行くべきですか。
- 商談オブジェクト
- Lightning Object Creator
- Lightning アプリケーションビルダー
- 取引先オブジェクト
正解
- 商談オブジェクト
- Lightning Object Creator
- Lightning アプリケーションビルダー
- 取引先オブジェクト
解説
積み上げ集計項目を作成する場合、まず主従関係を作成した後、主オブジェクト側から作成する必要があります。商談と取引先は参照関係(取引先[親]、商談[子])ですが、取引先オブジェクトには例外的に商談の積み上げ集計項目を作成できます。
参考:積み上げ集計項目
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 商談オブジェクト
これは不正解です。積み上げ集計項目は主従関係の主オブジェクトに作成する必要があります。商談と取引先は参照関係ですが、取引先(親オブジェクト)には例外的に商談の積み上げ集計項目を作成できます。しかし、商談(子オブジェクト)側から積み上げ集計項目を作成することはできません。
□ Lightning Object Creator
これは不正解です。Lightning Object Creatorは、スプレッドシートから新しいカスタムオブジェクトを作成するツールであり、既存オブジェクトに積み上げ集計項目を作成する機能はありません。
□ Lightning アプリケーションビルダー
これは不正解です。Lightningアプリケーションビルダーは、ページレイアウトやコンポーネントの配置をカスタマイズするツールです。積み上げ集計項目はオブジェクトレベルで定義されるため、Lightningアプリケーションビルダーで作成することはできません。
□ 取引先オブジェクト
これは正解です。取引先オブジェクトに積み上げ集計項目を作成することで、取引先に関連する商談のオープン数と獲得数を集計できます。通常、積み上げ集計項目は主従関係の親オブジェクトでしか作成できませんが、取引先は例外的に商談の積み上げ集計を許可されています。そのため、商談(子オブジェクト)のデータを集計するには、取引先(親オブジェクト)に積み上げ集計項目を作成する必要があります。関連リスト内のレコードを集計し、主オブジェクトに集計結果を表示する仕組みであるため、取引先オブジェクトが適切な作成場所となります。
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