【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第120問

問題

Universal Containers社は、データ入力プロセスを効率化するために、項目同士を連動させたいと考えています。具体的には、制御項目の値に応じて、連動項目に表示される選択肢を制御したいと考えています。この要件をサポートする考慮事項として正しいものはどれですか。3つ選びなさい。

  • 複数選択リストは、連動選択リストにはできるが、制御項目にはできない。
  • チェックボックス項目は、制御項目にはできるが、連動項目にはできない。
  • 標準およびカスタムの選択リスト項目は、連動項目にすることができる。
  • カスタム選択リスト項目は、制御項目にも連動項目にもすることができる。
  • データインポートウィザードでは、制御項目に適した値と一致する場合にのみ、連動選択リストにインポートすることができる。

正解

  • 複数選択リストは、連動選択リストにはできるが、制御項目にはできない。
  • チェックボックス項目は、制御項目にはできるが、連動項目にはできない。
  • 標準およびカスタムの選択リスト項目は、連動項目にすることができる。
  • カスタム選択リスト項目は、制御項目にも連動項目にもすることができる。
  • データインポートウィザードでは、制御項目に適した値と一致する場合にのみ、連動選択リストにインポートすることができる。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 複数選択リストは、連動選択リストにはできるが、制御項目にはできない。
これは正解です。複数選択リストは連動項目として使用できますが、制御項目にはできません。複数の値を同時に選択できるため、制御項目として他の項目を制御するロジックの一貫性が取れず、Salesforceでは制限されています。

□ チェックボックス項目は、制御項目にはできるが、連動項目にはできない。
これは正解です。チェックボックスは制御項目としては使用可能ですが、連動項目としては使用できません。

□ 標準およびカスタムの選択リスト項目は、連動項目にすることができる。
これは不正解です。標準選択リスト項目は制御項目にはなりますが、連動項目にはなりません。一方で、カスタム選択リスト項目は制御項目または連動項目にすることができます。

□ カスタム選択リスト項目は、制御項目にも連動項目にもすることができる。
これは正解です。カスタム選択リスト項目は、制御項目としても連動項目としても設定することができます。

□ データインポートウィザードでは、制御項目に適した値と一致する場合にのみ、連動選択リストにインポートすることができる。
これは不正解です。データインポートウィザードでは、項目の連動関係は考慮されません。制御項目にインポートされた値かどうかに関係なく、すべての値を連動選択リストにインポートできます。

参考:連動選択リストの考慮事項

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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