【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第135問

問題

アプリケーションビルダーは、各状況(New,Working,Closed)ごとのサポートケースの数を優先度(Critical,High,Medium,Low)で比較するレポートを作成したいと考えています。
このレポートを作成するために、どのソリューションを使用すべきですか。

  • フィルター
  • グループ化
  • バケット列
  • カスタムレポートタイプ

正解

  • フィルター
  • グループ化
  • バケット列
  • カスタムレポートタイプ

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ フィルター
これは不正解です。フィルターは、レポートに表示するレコードを特定の条件で絞り込むための機能ですが、データを集計・分類して比較するものではありません。今回の要件では、各状況と優先度ごとのケース数を比較するための分類が必要であり、フィルターでは要件を満たせません。

□ グループ化
これは正解です。レポートデータを「状況」と「優先度」の2つの項目で分類・集計するには、グループ化を使用する必要があります。この機能を使うことで、各状況ごとにケースを分類し、その中でさらに優先度ごとにグループ化し、件数を比較できるレポートを作成できます。 これにより、状況ごとに優先度の内訳が視覚的に整理され、効果的なデータ分析が可能になります。

□ バケット列
これは不正解です。バケット列は、特定の値をカスタムグループにまとめるために使用される機能ですが、今回の要件には適していません。状況(New, Working, Closed)や優先度(Critical, High, Medium, Low)は既存の標準項目であり、新たにバケット列を作成する必要はありません。バケット列は、たとえば「HighとMediumを’高優先度’にまとめる」といった場合には有効ですが、今回のケースのように既存の項目ごとに分類・集計する場合には不要です。

□ カスタムレポートタイプ
これは不正解です。カスタムレポートタイプは、複数のオブジェクトのデータを組み合わせてレポートを作成する際に使用されます。しかし、今回の要件ではケースオブジェクトの標準項目(状況と優先度)のみを利用してレポートを作成すればよいため、カスタムレポートタイプは必要ありません。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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