【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第166問

問題

Universal Containers社は、1000件のレコードをSalesforceにインポートしようとしています。インポート中に重複レコードが作成されないようにするにはどうすればよいでしょうか。

  • すべてのカスタムオブジェクトをインポートした後、重複チェックレポートを実行し、レコードをCSVファイルにエクスポートし、大量削除を実行して重複を削除します。
  • すべてのカスタムオブジェクトをインポートした後、作成されたすべてのレコードを確認し、重複するレコードを手動でマージまたは削除します。
  • レコード名、Salesforce ID、またはレコードの照合に使用できる外部IDを持つ列をインポートファイルに含める。
  • ファイルをインポートする際、データインポートウィザードの最後のステップで「重複を防ぐ」オプションを選択し、ファイルをインポートする。

正解

  • すべてのカスタムオブジェクトをインポートした後、重複チェックレポートを実行し、レコードをCSVファイルにエクスポートし、大量削除を実行して重複を削除します。
  • すべてのカスタムオブジェクトをインポートした後、作成されたすべてのレコードを確認し、重複するレコードを手動でマージまたは削除します。
  • レコード名、Salesforce ID、またはレコードの照合に使用できる外部IDを持つ列をインポートファイルに含める。
  • ファイルをインポートする際、データインポートウィザードの最後のステップで「重複を防ぐ」オプションを選択し、ファイルをインポートする。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ すべてのカスタムオブジェクトをインポートした後、重複チェックレポートを実行し、レコードをCSVファイルにエクスポートし、大量削除を実行して重複を削除します。
これは不正解です。重複が既に発生してから対処を試みることになり、インポートプロセス中に重複を事前に防ぐという要件を直接満たすものではありません。また、後から重複を特定して対処することは、時間と労力がかかり非効率的です。

□ すべてのカスタムオブジェクトをインポートした後、作成されたすべてのレコードを確認し、重複するレコードを手動でマージまたは削除します。
これは不正解です。この方法も、重複が発生した後の対処策であり、インポートプロセス中に重複を防ぐことには直接寄与しません。大量のレコードを手動で確認し、マージまたは削除する作業は膨大な時間と労力を要し、ヒューマンエラーのリスクも高まります。

□ レコード名、Salesforce ID、またはレコードの照合に使用できる外部IDを持つ列をインポートファイルに含める。
これは正解です。外部IDを利用することは、重複を防ぐ効果的な方法です。外部ID項目を使用して、既存のレコードを識別し、新規レコードの追加か既存レコードの更新かをSalesforceに判断させることができます。この方法は、重複の発生を事前に防ぎ、データの整合性を保つのに役立ちます。

□ ファイルをインポートする際、データインポートウィザードの最後のステップで「重複を防ぐ」オプションを選択し、ファイルをインポートする。
これは不正解です。データインポートウィザードでは、一致条件を設定して外部IDやSalesforce IDによる照合を行うことにより、重複を間接的に防ぐことが可能です。直接的な「重複を防ぐ」オプションは存在しません。

参考:データインポートウィザードを使用して、指定した Salesforce ID に一致するレコードを更新する方法は?

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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