問題
オブジェクトのアクセス権はどのように制御できますか。2つ選びなさい。
- 権限セット
- 組織の共有設定
- プロファイル
- 公開グループ
- ロール
正解
- 権限セット
- 組織の共有設定
- プロファイル
- 公開グループ
- ロール
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 権限セット
これは正解です。権限セットは、特定のユーザーに対して追加のアクセス権を付与するためのツールです。これには、オブジェクトへの参照、作成、編集、削除の権限が含まれます。プロファイルの権限を補完または拡張するために使用され、柔軟に個別のアクセス権を設定できます。権限セットを利用することで、ユーザーごとに異なる要件に応じた細かいアクセス権管理が可能です。
□ 組織の共有設定
これは不正解です。組織の共有設定は、レコードレベルのアクセスを制御するために使用され、オブジェクトレベルのアクセス権には直接影響しません。組織全体のデフォルト設定を通じて、オブジェクトのレコード間での共有を定義しますが、オブジェクト自体へのアクセス許可を与えるものではありません。
□ プロファイル
これは正解です。ユーザーの基本的なセキュリティ設定とオブジェクトへのアクセス権を管理する主要な手段です。プロファイルでは、オブジェクトの参照、作成、編集、削除などの権限を設定できます。また、プロファイルに割り当てられたユーザーは、そのオブジェクトにアクセスできるようになります。プロファイルはすべてのユーザーに必須であり、オブジェクトレベルの権限管理の基礎となります。
□ 公開グループ
これは不正解です。公開グループは、ユーザーやロールをグループ化してレコードの共有対象とするために使用されます。ただし、公開グループはレコードレベルの共有設定に関連するものであり、オブジェクトそのもののアクセス権を制御する機能はありません。
□ ロール
これは不正解です。ロールは、レコードの所有者に基づいてアクセス権を管理する階層的な仕組みを提供します。ロールを使用すると、組織内で特定のユーザー間のレコードの可視性を定義できます。しかし、ロールはあくまでレコードレベルのアクセス制御に関連し、オブジェクトそのものへのアクセス権を管理する機能ではありません。
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コメント
コメント一覧 (2件)
組織の共有設定
プロファイル
では?
岩谷さん
組織の共有設定はレコードレベルのアクセス制御を目的としており、オブジェクトそのもののアクセス権(オブジェクトレベルの管理)を制御する機能ではないため、不正解としています。