問題
Dream House Realty社は、経験豊富な不動産エージェントと新しい不動産エージェントをペアにするメンターシッププログラムを運営しています。各経験豊富な不動産エージェントは1人または複数の新しい不動産エージェントを指導することができ、新しい不動産エージェントは1人の特定の経験豊富な不動産エージェントのもとで試用期間中に働く必要があります。この要件を満たすために、アプリケーションビルダーはどのリレーションを設定すべきですか。
- 多対多関係
- 間接参照関係
- 参照関係
- 主従関係
正解
- 多対多関係
- 間接参照関係
- 参照関係
- 主従関係
解説
要件
- 1人の経験豊富な不動産エージェントが、1人または複数の新しい不動産エージェントを指導できる
- 1対多の関係が必要
- 新しい不動産エージェントは、必ず1人の経験豊富な不動産エージェントのもとで働く必要がある
- 新しい不動産エージェント(子レコード)は、経験豊富な不動産エージェント(親レコード)と必ず紐づいている必要がある
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 多対多関係
これは不正解です。多対多関係は、2つのオブジェクト間で多くのレコードを関連付ける必要がある場合に使用します。しかし、今回の要件では「各新しい不動産エージェントは 1 人の経験豊富な不動産エージェントとペアを組む」とあるため、1対多の関係となります。したがって、多対多の関係は必要ありません。
□ 間接参照関係
これは不正解です。間接参照関係は、外部オブジェクトと標準またはカスタムオブジェクトを関連付けるために使用されます。今回のシナリオでは外部オブジェクトは関係していないため、このリレーションタイプは適用できません。
□ 参照関係
これは正解です。新しい不動産エージェント(子レコード)は、必ず 1 人の経験豊富な不動産エージェント(親レコード)に紐づく必要がありますが、経験豊富な不動産エージェントは複数の新しい不動産エージェントを指導できます。これは標準的な1対多の関係であり、参照関係を使用することで、必要なデータの関連付けが可能です。
□ 主従関係
これは不正解です。主従関係は、主オブジェクトのレコードが削除されると、従オブジェクトのレコードも削除される(カスケード削除)特性を持っています。しかし、今回の要件では経験豊富な不動産エージェントが削除されても、新しい不動産エージェントのデータが削除されるべきではないため、主従関係は適していません。
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