問題
Universal Containers社では、取引先オブジェクトの組織の共有設定が[非公開]に設定されています。マーケティングチームが取引先の所有者ですが、営業チームが所有する取引先も閲覧できるようにする必要があります。ただし、営業チームとマーケティングチームはロール階層の異なる分岐に属しています。マーケティングチームが営業チームの取引先を閲覧できるようにするには、どの機能を使用すべきでしょうか。
- 公開グループ
- フロー
- ワークフロールール
- 共有ルール
正解
- 公開グループ
- フロー
- ワークフロールール
- 共有ルール
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 公開グループ
これは不正解です。公開グループは、レコードの共有設定を行う際に使用できますが、それ単体ではレコードのアクセスを制御できません。共有ルールと組み合わせることでアクセスを許可できますが、今回の要件は「マーケティングチームが営業チームの取引先を閲覧できるようにする」ことであり、公開グループを設定するだけでは目的を達成できません。
□ フロー
これは不正解です。フローは、業務プロセスの自動化やレコードの作成・更新を行うための機能ですが、レコードのアクセス権を制御するものではありません。
□ ワークフロールール
これは不正解です。ワークフロールールは、レコードの自動更新やメール通知などのアクションを実行するための機能であり、レコードの共有設定を変更することはできません。
□ 共有ルール
これは正解です。共有ルールを使用すると、ロール階層の異なるユーザーやグループに対してレコードのアクセスを付与できます。今回の要件では、営業チームの取引先をマーケティングチームに参照権限で共有する必要があるため、[共有設定]で取引先の[所有者に基づく共有ルール]を設定し、営業チームが所有する取引先をマーケティングチームと共有することで、要件を満たすことができます。
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