【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第50問

問題

新しいカスタムオブジェクトが共有設定にて「非公開」で作成されました。企業は、状況に応じて個別のレコードを特定の人またはグループと共有したいと考えています。企業のユーザーが個々のレコードを手動で共有するためのオプションはどれですか。3つ選びなさい。

  • 権限セット
  • ユーザー
  • ロール
  • プロファイル
  • 公開グループ

正解

  • 権限セット
  • ユーザー
  • ロール
  • プロファイル
  • 公開グループ

解説

個々のレコードを手動で共有するためのオプションはユーザーロール、および公開グループです。これらのオプションを使用することで、非公開のカスタムオブジェクトのレコードを特定の人またはグループと効果的に共有できます。

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 権限セット
これは不正解です。権限セットは、ユーザーに対して追加のアクセス権を提供するために使用されますが、個々のレコードの共有には直接使用されません。権限セットは、アクセスレベルを拡張するために使用されるもので、具体的なレコードの共有設定には影響しません。

□ ユーザー
これは正解です。Salesforceでは、レコードの共有ルールや手動共有を通じて、特定のレコードを特定のユーザーと共有することが可能です。これにより、非公開のカスタムオブジェクトのレコードを、必要に応じて個別に共有できます。

□ ロール
これは正解です。ロール階層を使用して、特定のロールに属するユーザーグループに対してレコードアクセスを設定することができます。これは、組織内の階層的なアクセス管理を実現するために有効な手段です。

□ プロファイル
これは不正解です。プロファイルは、ユーザーの役割や職務に基づくアクセス権を定義するものであり、オブジェクトレベルや項目レベルのアクセスを制御しますが、個別のレコードを手動で共有する目的で使用されるものではありません。

□ 公開グループ
これは正解です。公開グループは、特定のレコードをグループ内のユーザーと共有するために使用できます。これにより、非公開のカスタムオブジェクトのレコードを、グループ内のユーザーと効率的に共有することができます。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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