【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第93問

問題

Universal Containers社では、需要の増加による業務への影響が予想されています。経営陣は既存顧客に連絡を取る予定であり、取引先および親取引先ごとの未解決のケース数を確認したいと考えています。取引先ページに未解決のケース数を表示するために、アプリケーションビルダーはどの機能を使用すべきでしょうか。

  • フロー
  • 承認プロセス
  • 積み上げ集計項目
  • カスタムオブジェクト

正解

  • フロー
  • 承認プロセス
  • 積み上げ集計項目
  • カスタムオブジェクト

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ フロー
これは正解です。フローを使用すると、ケースの AccountIdを基に未解決のケース数を集計し、その値を取引先のカスタム項目に更新できます。これにより、取引先ページで常に最新の未解決ケース数を表示できます。取引先とケースは参照関係にあるため、フローを活用することで、この情報を動的に反映させることが可能です。

□ 承認プロセス
これは不正解です。承認プロセスは、レコードの承認ワークフローを管理するための機能であり、未解決のケース数を計算して表示する用途には適していません。

□ 積み上げ集計項目
これは不正解です。積み上げ集計項目は、主従関係にあるオブジェクト間で集計データを表示するためのものですが、取引先とケースは参照関係のため、標準の積み上げ集計項目を作成できません。未解決のケース数を表示するには、Apexトリガーやフローなどの代替手段を使用する必要があります。

□ カスタムオブジェクト
これは不正解です。カスタムオブジェクトを作成することでデータを整理できますが、未解決のケース数を表示するために新しいオブジェクトを作成するのは不要な手間です。既存の取引先オブジェクトに直接データを表示する方法を選択するのが適切です。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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