【Salesforce 認定Platformデベロッパー】試験対策:第45問

問題

変更セットを送受信できる有効な宛先と送信元のペアはどれですか。2つ選びなさい。

  • 本番環境へのサンドボックス
  • サンドボックスへの開発者エディション
  • 本番環境への開発者エディション
  • サンドボックスへのサンドボックス

正解

  • 本番環境へのサンドボックス
  • サンドボックスへの開発者エディション
  • 本番環境への開発者エディション
  • サンドボックスへのサンドボックス

解説

この問題のポイントは、Salesforceの異なる組織間での変更セットの送受信の制約を理解することです。具体的には、次の2つの点を理解することが重要です。

  • リリース接続:2つのSalesforce組織間で変更セットを送信するには、リリース接続が必要です。ただし、リリース接続は任意の組織間で作成することはできず、本番組織に関連付けられているすべての組織間(例:本番組織とそのサンドボックス、あるいは同じ本番組織から作成された複数のサンドボックス間)でのみ作成されます。
  • 組織タイプ:開発者エディションの組織は、本番環境やサンドボックスとはリリース接続を持つことができません。したがって、開発者エディションの組織から、または開発者エディションの組織への変更セットの送受信はできません。

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 本番環境へのサンドボックス
これは正解です。サンドボックスは本番環境から派生したテスト環境であり、変更セットを通じて新機能や設定の変更を本番環境に送信することができます。これにより、テストと検証が行われた変更を安全に本番環境に適用することができます。

□ サンドボックスへの開発者エディション
これは不正解です。開発者エディションは本番環境やサンドボックスと直接的な関連性がない独立した組織です。そのため、開発者エディションからサンドボックスへの変更セットの送信は許可されていません。

□ 本番環境への開発者エディション
これは不正解です。前述したように、開発者エディションは本番環境と直接的な関連性がない独立した組織です。そのため、開発者エディションから本番環境への変更セットの送信も許可されていません。

□ サンドボックスへのサンドボックス
これは正解です。同じ本番環境から派生したサンドボックス間では、変更セットを通じてデータのやり取りが可能です。これにより、一つのサンドボックスで行われた開発やテストの結果を、別のサンドボックスで利用することができます。

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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