問題
DreamHouse Realty社の評価チームは、Salesforceモバイルアプリを活用したいと考えています。モバイル体験を最適化するために、アプリケーションビルダーが行うべきことはどれですか。3つ選びなさい。
- 最も重要な項目をコンパクトレイアウトに配置して、すぐに見つけられるようにする。
- グローバルアクションを使用して、モバイル上で重要な機能を簡単に実行できるようにする。
- すべての項目をユーザーが画面上で入力するように、デフォルト値の設定は避ける。
- 異なるスマートフォンのOSごとに、個別にカスタマイズされたレイアウトを作成する。
- ページの読み込み時間を短縮するために、数式項目や参照項目の数を最小限に抑える。
正解
- 最も重要な項目をコンパクトレイアウトに配置して、すぐに見つけられるようにする。
- グローバルアクションを使用して、モバイル上で重要な機能を簡単に実行できるようにする。
- すべての項目をユーザーが画面上で入力するように、デフォルト値の設定は避ける。
- 異なるスマートフォンのOSごとに、個別にカスタマイズされたレイアウトを作成する。
- ページの読み込み時間を短縮するために、数式項目や参照項目の数を最小限に抑える。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 最も重要な項目をコンパクトレイアウトに配置して、すぐに見つけられるようにする。
これは正解です。モバイルアプリでは、コンパクトレイアウトに表示される項目が画面上部の強調表示パネルに表示されます。そのため、よく使う・重要な情報をコンパクトレイアウトに設定することで、ユーザーがすぐに確認できるようになり、操作性が向上します。
□ グローバルアクションを使用して、モバイル上で重要な機能を簡単に実行できるようにする。
これは正解です。グローバルアクションは、レコードに依存しないアクションで、モバイルナビゲーションメニューやアクションバーに配置できます。これにより、新規レコード作成やカスタムアクションなどをすばやく実行できるため、モバイルでの作業効率を高めます。
□ すべての項目をユーザーが画面上で入力するように、デフォルト値の設定は避ける。
これは不正解です。モバイルでは、画面サイズが限られているため、入力の手間を減らすことが非常に重要です。デフォルト値を設定することで、入力の簡略化とエラーレートの低下に貢献できます。わざとすべて手入力させるのは、ユーザー体験として逆効果です。
□ 異なるスマートフォンのOSごとに、個別にカスタマイズされたレイアウトを作成する。
これは不正解です。SalesforceモバイルアプリはiOSとAndroidの両方に対応した統一レイアウトで動作する設計になっており、OSごとのカスタマイズは不要です。また、Salesforce側でOSによる表示差異を吸収する設計がされているため、レイアウトは共通化するのがベストプラクティスです。
□ ページの読み込み時間を短縮するために、数式項目や参照項目の数を最小限に抑える。
これは正解です。モバイル環境ではネットワーク状況によって読み込みが遅くなることがあるため、表示パフォーマンスの最適化が重要です。特に複雑な数式項目や多くの参照項目は、読み込み時に追加の計算やクエリを発生させるため、数を絞ることが推奨されます。
参考:Salesforce モバイルアプリケーションのページレイアウトの最適化、Salesforce モバイルアプリケーション用ページレイアウトの最適化のヒント
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