【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策：第205問

問題

Northern Trail Outfitters社は、Salesforce内の7,000件の取引先責任者に対して、定期的にメールを一斉配信したいと考えています。しかし、Salesforceの一括メール送信機能には、1日に送信できるメール数に制限があることに気付きました。この場合、アプリケーションビルダーが取るべき対応はどれですか。

• Salesforce社に、1日の最大メール送信数を増やすよう要求する。
• すべての取引先責任者をCSVファイルにエクスポートし、メールクライアントでメールを送信する。
• ApexコードとLightning Webコンポーネントを開発して、毎日メールを送信する。
• AppExchangeで利用可能な一括メール送信製品を調査・評価する。

正解

• Salesforce社に、1日の最大メール送信数を増やすよう要求する。
• すべての取引先責任者をCSVファイルにエクスポートし、メールクライアントでメールを送信する。
• ApexコードとLightning Webコンポーネントを開発して、毎日メールを送信する。
• AppExchangeで利用可能な一括メール送信製品を調査・評価する。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ Salesforce社に、1日の最大メール送信数を増やすよう要求する。
これは不正解です。Salesforceのメール送信数の上限は、サービスの利用規約や契約に基づいて設定されています。Salesforce社ではこの制限を増やすことをサポート、または推奨していません。

□ すべての取引先責任者をCSVファイルにエクスポートし、メールクライアントでメールを送信する。
これは不正解です。これは技術的に可能な方法ですが、配信結果の追跡やオプトアウト管理ができないため、運用上不適切です。また、Salesforce外に個人データを持ち出すことは、GDPRなどのプライバシー規制違反につながるリスクもあり、推奨される方法ではありません。

□ ApexコードとLightning Webコンポーネントを開発して、毎日メールを送信する。
これは不正解です。ApexやLightning Webコンポーネントを使用しても、Salesforceの一括メール送信の制限を超えることはできません。1日あたり最大5,000件の外部メール送信という制限はすべての送信手段に適用されるため、プログラムで送信しても回避できません。

□ AppExchangeで利用可能な一括メール送信製品を調査・評価する。
これは正解です。AppExchangeのマーケティング自動化ツールを使用することで、Salesforceの内部制限を超えることなく、効果的かつ効率的に大規模なメールマーケティングキャンペーンを実施することができます。

参考：一括メールの制限事項、一括メール送信のヒント

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