【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第30問

問題

主従関係についての正しい説明はどれですか。3つ選びなさい。

  • 主オブジェクトに積み上げ集計項目が存在しない場合、主従関係を参照関係に変換できます。
  • 主従関係の主レコードを削除すると、関連するすべての従レコードが削除されます。
  • 標準オブジェクトは、主従関係のカスタムオブジェクトの従側に配置できます。
  • 従側のカスタムオブジェクトに既にデータが含まれている場合、主従関係を作成できません。
  • 主従関係は参照関係に変換できません。

正解

  • 主オブジェクトに積み上げ集計項目が存在しない場合、主従関係を参照関係に変換できます。
  • 主従関係の主レコードを削除すると、関連するすべての従レコードが削除されます。
  • 標準オブジェクトは、主従関係のカスタムオブジェクトの従側に配置できます。
  • 従側のカスタムオブジェクトに既にデータが含まれている場合、主従関係を作成できません。
  • 主従関係は参照関係に変換できません。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 主オブジェクトに積み上げ集計項目が存在しない場合、主従関係を参照関係に変換できます。
これは正解です。Salesforceでは、主オブジェクトに積み上げ集計項目がない場合、主従関係を参照関係に変換することが可能です。

□ 主従関係の主レコードを削除すると、関連するすべての従レコードが削除されます。
これは正解です。主従関係では、主レコードが削除されると、それに関連付けられたすべての従レコードも自動的に削除されます。

□ 標準オブジェクトは、主従関係のカスタムオブジェクトの従側に配置できます。
これは不正解です。Salesforceでは、標準オブジェクトは主従関係の従側に配置することはできません。主従関係では、主側がカスタムオブジェクトである場合、従側もカスタムオブジェクトでなければなりません。

□ 従側のカスタムオブジェクトに既にデータが含まれている場合、主従関係を作成できません。
これは正解です。従側のカスタムオブジェクトに既にデータが含まれている場合、通常は主従関係を直接作成できません。しかし、すべてのレコードが参照関係に値を持っていれば、最初に参照関係としてリレーションを作成し、その後で主従関係に変換することが可能です。この方法により、既存データを保持しながら主従関係を確立できます。

□ 主従関係は参照関係に変換できません。
これは不正解です。Salesforceでは、特定の条件下(例えば、主オブジェクトに積み上げ集計項目がない場合)で主従関係を参照関係に変換することができます。

参考:オブジェクトリレーションの考慮事項

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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