【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策：第64問

問題

Universal Containers社(UC)は、取引先をZip Codeというカスタムテキスト項目で追跡しています。この項目は、UCの注文に対して米国のZIP+4コードの適切な書式を強制するための入力規則に使用されるカスタムテキスト項目です。アプリケーション構築者は、親取引先の郵便番号の最初の5桁のみを表示するために、Orderにどのような式を作成する必要がありますか。

• TEXT(Account.Zip_Code_c, 5)
• BEGINS(Account.Zip_Code_r, 5)
• LEFT(Account.Zip_Code_c, 5)
• LPAD(Account.Zip_Code__r, 5)

正解

• TEXT(Account.Zip_Code_c, 5)
• BEGINS(Account.Zip_Code_r, 5)
• LEFT(Account.Zip_Code_c, 5)
• LPAD(Account.Zip_Code__r, 5)

解説

以下は、今回の問題の選択肢に出てくる関数です。

関数名	説明
TEXT	あらゆるデータ型(パーセント、数値、日付、日付/時間、通貨、選択リスト)をテキストに変換します。承認ルールやワークフロールールなど多様な場所で使用可能です。
BEGINS	テキストが特定の文字で始まるかどうかを判断します。該当する場合は TRUE を返し、該当しない場合は FALSE を返します。
LEFT	テキスト文字列の先頭から、指定した数の文字を返します。
LPAD	テキスト文字列の左側に指定した文字を挿入します。

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ TEXT(Account.Zip_Code__c, 5)
これは不正解です。TEXT関数は数値や選択リスト、日付などをテキストに変換しますが、この関数は部分文字列を取得するための引数を受け取るものではありません。

□ BEGINS(Account.Zip_Code__c, 5)
これは不正解です。BEGINS関数は、ある文字列が特定の文字列で始まるかどうかを判定するために使用されます。この関数は、文字列の部分文字列を取得する目的には使用されません。

□ LEFT(Account.Zip_Code__c, 5)
これは正解です。LEFT関数は、指定された文字列の左側から指定された数の文字を返します。このシナリオでは、郵便番号の最初の5文字を切り取るために最適です。

□ LPAD(Account.Zip_Code__r, 5)
これは不正解です。LPAD関数は、指定された長さに達するまで文字列の左側を特定の文字で埋めるために使用されます。この関数は、郵便番号の最初の5桁を取得する目的には適していません。また、関数の記述に誤りがあります(__rは関連オブジェクトへの参照に使用されるが、この文脈では不適切)。正しくはAccount.Zip_Code__cとなるべきです。

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