【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策：第81問

問題

Universal Containers社は、履歴書の有無にかかわらず求人応募を表示するレポートを作成したいと考えています。カスタムレポートタイプを作成する際、アプリケーション構築者はどのような点に注意する必要がありますか。

• カスタムオブジェクトまたは外部オブジェクトが削除されると、レポートタイプとレポートは残りますが、レポート実行時にエラーが発生します。
• レポートタイプを作成すると、削除することはできません。
• カスタムレポートタイプが保存されると、主オブジェクトの選択がロックされます。
• アプリケーション構築者は、自分が権限を持っていないオブジェクトのカスタムレポートタイプを作成できません。

正解

• カスタムオブジェクトまたは外部オブジェクトが削除されると、レポートタイプとレポートは残りますが、レポート実行時にエラーが発生します。
• レポートタイプを作成すると、削除することはできません。
• カスタムレポートタイプが保存されると、主オブジェクトの選択がロックされます。
• アプリケーション構築者は、自分が権限を持っていないオブジェクトのカスタムレポートタイプを作成できません。

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ カスタムオブジェクトまたは外部オブジェクトが削除されると、レポートタイプとレポートは残りますが、レポート実行時にエラーが発生します。
これは不正解です。実際には、レポートタイプの主オブジェクトがカスタムオブジェクトまたは外部オブジェクトであり、そのオブジェクトが削除された場合、関連するレポートタイプとそれから作成されたレポートも削除されます。これにより、オブジェクトがない場合のレポート実行時のエラーは発生しません。

□ レポートタイプを作成すると、削除することはできません。
これは不正解です。レポートタイプは、それがどこかで使用されていなければ削除することが可能です。ただし、使用中のレポートタイプは削除できません。削除する前に、レポートタイプがどこで使用されているかを確認する必要があります。

□ カスタムレポートタイプが保存されると、主オブジェクトの選択がロックされます。
これは正解です。カスタムレポートタイプを保存すると、選択された主オブジェクトは変更できなくなります。このため、レポートタイプを作成する際は主オブジェクトの選択に注意が必要です。

□ アプリケーション構築者は、自分が権限を持っていないオブジェクトのカスタムレポートタイプを作成できません。
これは不正解です。実際には、アプリケーション構築者は表示権限のないオブジェクトを含め、すべてのオブジェクトからカスタムレポートタイプを作成することができます。これにより、異なるアクセス権を持つユーザー向けに柔軟にレポートタイプを設計できます。

参考：カスタムレポートタイプの作成

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