問題
アプリケーション構築者が取引先に数式項目を作成し、関連する取引先責任者のデータを含めたいのですが、数式エディターでその関連性を見つけることができません。この問題を引き起こしている可能性のある数式の制限は何ですか。
- 子レコードの項目を参照できません。
- 取引先オブジェクトの数式項目の上限に達しています。
- 主従関係を作成する必要があります。
- 数式の文字数が5,000文字を超えています。
正解
- 子レコードの項目を参照できません。
- 取引先オブジェクトの数式項目の上限に達しています。
- 主従関係を作成する必要があります。
- 数式の文字数が5,000文字を超えています。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 子レコードの項目を参照できません。
これは正解です。数式項目は、親レコードの項目を参照することはできますが、子レコードの項目を直接参照することはできません。したがって、取引先責任者(子レコード)のデータを取引先(親オブジェクト)の数式項目で参照することは不可能です。
□ 取引先オブジェクトの数式項目の上限に達しています。
これは不正解です。数式項目には特定の文字数やコンパイルサイズの制限はありますが、作成可能な数式項目の数に特定の上限は存在しません。したがって、この理由では数式エディターで関連性を見つけられない問題は発生しません。
□ 主従関係を作成する必要があります。
これは不正解です。数式項目で関連するデータを含めるために、2つのオブジェクトのリレーションを作成する必要がありますが、必ずしも主従関係を作成する必要はありません。参照関係でもクロスオブジェクト数式項目を作成し、親レコードの値を選択することは可能です。
□ 数式の文字数が5,000文字を超えています。
これは不正解です。数式項目には文字数制限(最大3,900文字)がありますが、これは数式エディターで特定の関連性を見つけることができない理由にはなりません。文字数制限を超える場合、問題は数式が複雑すぎるか長すぎることですが、関連性を見つけること自体には影響しません。
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