【Salesforce 認定アドミニストレーター】試験対策:第101問

問題

Cloud Kicks社では、商談の組織全体のデフォルトが非公開に設定されています。管理者はどの機能を使用して、商談レコードにアクセスできるようにする必要がありますか。2つ選びなさい。

  • 共有セット
  • ロール階層
  • プロファイル
  • 共有ルール

正解

  • 共有セット
  • ロール階層
  • プロファイル
  • 共有ルール

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ 共有セット
これは不正解です。共有セットは、Experience Cloudサイトで顧客ユーザーが特定のレコードにアクセスできるようにするための機能です。商談レコードの内部共有には使用されません。

□ ロール階層
これは正解です。ロール階層を使用することで、組織内の上位ロールにあるユーザーが、下位ロールのユーザーが所有するレコードに対してアクセス権を持つことができます。商談が非公開に設定されている場合、ロール階層を通じて上位の管理者や営業部門のディレクターなどがそれらの商談レコードにアクセスできるようになります。

□ プロファイル
これは不正解です。プロファイルはユーザーがアクセスできるオブジェクトレベルの権限を設定するために使用されますが、レコードレベルのアクセスを直接設定する機能は提供していません。プロファイルでは、オブジェクトに対する「参照」や「編集」といった権限は設定できますが、個々のレコードへのアクセス権は設定できません。

□ 共有ルール
これは正解です。共有ルールを使用すると、組織全体のデフォルト設定が非公開であっても、特定の条件に基づいてユーザーグループやロールにレコードへの追加のアクセス権を付与することができます。例えば、特定の地域の営業チームや特定の製品ラインを扱うチームに限定して商談レコードのアクセスを許可するなどが可能です。

参考:共有設定

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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