問題
AW Computing社の管理者はカスタム選択リスト項目を作成しました。ビジネスユーザーは、この項目をテキスト項目にするよう要求しました。管理者は項目のデータ型を変更しようとしましたが、他の機能によって参照されているため、変更できません。項目のデータ型を変更できないようにしているのは、どの機能ですか。
- 数式項目
- レコードタイプ
- Visualforce
- JavaScript
正解
- 数式項目
- レコードタイプ
- Visualforce
- JavaScript
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ 数式項目
これは正解です。選択リスト項目が数式項目で参照されている場合、そのデータ型を変更することはできません。数式項目は元のデータ型に依存して計算を行うため、データ型の変更は数式の整合性を損なう可能性があります。今回の場合、他の数式項目で参照されたカスタム選択リスト項目のデータ型を、テキストに変更しようとする場合、以下のようなエラーが出てきてデータ型を変更することはできません。
エラー: この項目のデータ型は、次で参照されているため変更できません:
数式項目: Field1(※この項目を参照している数式項目のAPI参照名)
□ レコードタイプ
これは不正解です。レコードタイプは特定のレコードで使用するページレイアウトや選択リストの値を制御するための機能ですが、項目のデータ型を直接変更できないようにするものではありません。レコードタイプは項目の選択肢を制限することはできますが、データ型には影響を与えません。
□ Visualforce
これは不正解です。Visualforceページで選択リスト項目を参照していても、データ型の変更は可能です。ただし、変更後にVisualforceページのコードで型の不整合が発生する可能性があるため、修正が必要になる場合があります。
□ JavaScript
これは不正解です。JavaScriptは、クライアントサイドのスクリプト言語であり、ユーザーインターフェースのカスタマイズや動作の制御に使用されますが、Salesforceの項目のデータ型を変更できないようにするものではありません。JavaScriptはブラウザ上で実行されるため、Salesforceのサーバーサイド設定には直接影響しません。
コメント
コメント一覧 (2件)
こちらの解答は数式項目ではありませんか?
「式項目」は他の項目の値を参照して計算や条件を適用するために使用されます。もし式項目が特定の選択リスト項目を参照している場合、その選択リスト項目のデータタイプを変更すると式項目の動作に影響を及ぼす可能性があります。そのため、データタイプの変更が拒否される一因となる可能性があります。
「Visualforce」はカスタムユーザーインターフェースを作成するために使用されるが、Visualforceページが特定の項目項目を参照しているとしても、項目のデータタイプを変更できない主な原因ではありません。
山田さん
返信が遅れて申し訳ありません。環境を作成し試したところ数式項目が正解でした。適切に解説を修正しました。ご指摘ありがとうございます。