問題
Universal Containers社のアプリケーション構築者は、ワークフロールールやApexトリガーを可能な限りプロセスビルダーに置き換えることを任務としています。プロジェクト開始前にアプリケーション構築者が知っておくべき重要な考慮事項は何ですか。2つ選びなさい。
- Apexには、フローとは異なるSOQLクエリ制限がある。
- 可能な限りアクションを組み合わせる。
- ワークフロールールごとにプロセスを作成する。
- 無限ループの発生を避ける。
正解
- Apexには、フローとは異なるSOQLクエリ制限がある。
- 可能な限りアクションを組み合わせる。
- ワークフロールールごとにプロセスを作成する。
- 無限ループの発生を避ける。
解説
それぞれの選択肢の理由について説明します。
□ Apexには、フローとは異なるSOQLクエリ制限がある。
これは不正解です。Salesforceにおいて、ワークフロールールとフローは異なります。フローの制限はプロセスビルダーの考慮事項ではないため、不正解です。
□ 可能な限りアクションを組み合わせる。
これは正解です。アクションを適切に統合することは、システムの制限に達するリスクを減らし、プロセスの効率を向上させることができます。特に、プロセスで実行するアクションが多い場合、DMLステートメントの数や合計CPU使用量などの組織の制限に達する可能性が高まります。したがって、可能な限りアクションを統合して、より効率的で管理しやすいプロセスを設計することが推奨されます。
□ ワークフロールールごとにプロセスを作成する。
これは不正解です。各ワークフロールールに対して個別のプロセスを作成すると、管理が煩雑になり、プロセスの効率が低下する可能性があります。むしろ、関連するワークフロールールを一つのプロセスに統合し、管理を簡素化することが推奨されます。個別のプロセスよりも統合されたプロセスの方が、全体的なロジックの流れを把握しやすく、メンテナンスも容易になります。
□ 無限ループの発生を避ける。
これは正解です。プロセスビルダーを使用する際には、特に無限ループを避けることが非常に重要です。複数のプロセスやトリガーが互いにトリガーし合うような設計は避けるべきです。これはシステムのパフォーマンスに悪影響を与え、予期しない動作を引き起こす可能性があります。各プロセスが他のプロセスを起動する可能性を常に意識し、適切な条件とアクションを設計することが重要です。
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