【Salesforce 認定Platformアプリケーションビルダー】試験対策:第148問

問題

Universal Containers社のサンドボックスのリリーススケジュールと要件は複雑なため、ある環境から別の環境へ移行する際には、できるだけ頻繁に変更セットを使用することをお勧めしています。アプリケーション構築者が変更セットを使用するときに移動できる一般的な項目はどれでしょうか。3つ選びなさい。

  • カスタム項目
  • カスタムオブジェクト
  • Apexクラス
  • Web-to-リード
  • 標準項目

正解

  • カスタム項目
  • カスタムオブジェクト
  • Apexクラス
  • Web-to-リード
  • 標準項目

解説

それぞれの選択肢の理由について説明します。

□ カスタム項目
これは正解です。変更セットを使用すると、カスタム項目を含めた多くのメタデータコンポーネントを一つの環境から別の環境に移動することができます。カスタム項目は、特定のオブジェクトに対してカスタマイズされたデータ項目であり、ビジネスプロセスに必要な特定の情報を格納するのに使用されます。

□ カスタムオブジェクト
これは正解です。カスタムオブジェクトも変更セットに含めて移動することができます。カスタムオブジェクトは、Salesforce内で特定のビジネス要件に合わせて作成されるデータストレージの構造であり、関連するカスタム項目や関連リスト、ページレイアウトなどと共に移動されることが一般的です。

□ Apexクラス
これは正解です。Apexクラスは、カスタムロジックとプロセスを記述するためにSalesforceで使用されるプログラミングコードであり、変更セットを通じて移動することができます。Apexクラスを移動する際には、関連するテストクラスも一緒に移動させ、デプロイ先の環境でのテストカバレッジを保証する必要があります。

□ Web-to-リード
これは不正解です。Web-to-リードは、ウェブサイトのフォームからリード情報をSalesforceに直接送信するための機能ですが、これは設定可能な機能であり、変更セットを通じて移動するタイプのメタデータではありません。Web-to-リードの設定は、各Salesforce環境で個別に設定する必要があります。

□ 標準項目
これは不正解です。標準項目はSalesforceにデフォルトで用意されている項目であり、変更セットを使用して移動することはできません。標準項目の設定や値は環境間で共有されるものではなく、カスタマイズや設定は各環境で個別に行う必要があります。

参考:変更セットで使用可能なコンポーネント

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この記事を書いた人

雇われのシステムエンジニアです。
普段は車載ECUのセキュリティー分野に従事しております。

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